かなり以前に同じ釣り場で離れた所で釣りをしていたグループがコイベラかと騒いでいた事が有りまし
たが、、同じような種類の魚だったのでしょう。
フナにコイが少し掛った個体だといわれているようです。
今は無くなってしまった日研の掲示板にこの魚の事を投稿するとレスが付き、有る所に大型のヘラが釣
れるのを売りにしてこの種の魚が沢山入った管理釣り場が有ったそうです、集めれば商売に使えるほ
どの量がまとまるのでしょうか。
体型はフナでも今改めて写真を見ると鱗がコイの様な光沢を持っているようで、鱗の形もフナの様に
丸みが無くひし形で鱗の網目模様が直線的ではっきりしているようです。
個体差が有るでしょうがフナのほうの鱗は丸みが有る分網目模様は柔らかい感じがします。

上の写真を拡大して見ると片側に1本出ていますが、
上唇の外側に何かあるような無いような、デジカメの
写真では良く写って無いので判りません。

写真が全体を写した物1枚と頭の部分を2
枚しか写して無かったのが今考えると惜し
いのですが、当時は証拠に一枚と言った感
じで使い道など考えもしませんでした。

良く行く幸手市の中川上流排水機場で掛りました。
掛けた瞬間、引きの強さからてっきり鯉かと思いました、腕を伸ばし竿尻を下げて耐えながら走り回るのを
矯め、姿が見えると鰭が赤くなくフナ?、こんな大きなフナが居るはずが無い。
隣で様子を見ていた釣友が網を持って立ち上がります、走るのが止まったから大丈夫と言っても「落ち着
いて見てられない」と私よりも興奮気味です。
タマアミに入った魚は44.5センチ、これは本当にフナなのかと口の周りを良く見ると有りました。
5,6ミリの小さなヒゲ、疑って掛らなければ見過ごしてしまいそうな大きさです。

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ヒゲの有るフナ

2009.6.13