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■2007年10月05日
明日に向かって
大竹市では、近年まれにみる大火が連続して発生しました。罹災された方々に心よりのお見舞いを申し上げます。

ところで、県内23市町の06年度決算の概要が発表されました。
それによりますと、大竹市は実質単年度収支で黒字に転換したとのことです。
口幅ったい言い方とは思いますが、06年度予算は、私の責任で作ったものであり、これで5年前市長にさせていただいたときの公約は大体のところ達成できたものと自負しています。
これもひとえに市民の皆さんのご理解があってのことと改めて感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

さて、実質単年度収支は黒字になりましたが、逆に言いますと、大竹市ほどの財政力のある市で黒字化できていなかったのが問題でもあると思いますし、常々、皆様にもお話をさせていただいていたところでもあります。

私は、大竹市は、ここ1・2年のうちにも、交付税の入らない不交付団体になると考えています。今まさに自主自立ができる自治体になる日を迎えようとしていますが、果たして、それに見合うだけの体力はついているでしょうか?体質改善は進んでいるでしょうか?
瞬間的に不交付団体になるのでは、そんなに多くのメリットは考えられません。不交付団体であり続けることで、交付税に頼っているよりは、より大きなメリットが享有できるのです。

噂によりますと、大竹市は、固定資産税(都市計画税の導入を含めて)の見直しに取り組んでおられるとのことです。確かに、大竹市は税率が1.4%の標準税率で、周辺の自治体と比べて低くなっています。しかし、そうだからといって、行政のスリム化などまだまだやらなければならないことへの取り組みをなおざりにしたままで、安直に税率の見直しにすすむのには私は同意しかねます。

皆さんは、どのように思われるでしょうか?

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