尿失禁、膀胱炎、尿道炎 |
| 尿 失 禁 |
最近尿漏れについて、密かに悩んでいる方が大変 多いようです。激しい運動をしている時、くしゃみ、咳、 大笑いをした時など腹圧が掛かってしまうと漏らして しまう。 また、尿意を感じて意識した場合に、トイレに駆け込む までに抑えきれず漏らしてしまう。 ひどい時は水の音を聞いただけで漏らしてしまう場合 もあります。 これまでは尿漏れには男性が多いと考えられてきまし たが最近の調査では成人女性の約30%、特に40代 以降の女性では、ほぼ2人に1人は尿漏れを経験した ことがあるといわれています。 |
年代 |
女性全体の割合 |
20代 |
20% |
30代 |
33% |
40代 |
51% |
【原 因】
漢方的には「腎気不固」の状態であるという考え方が一般的です。
「腎気不固」とは腎と膀胱の固摂作用(締める力)が低下することにより
多尿、頻尿、遺尿、尿失禁、腎虚による健忘、男性では遺精、早漏、女性では
希薄な帯下、流産しやすいなどの症状が現れます。
【腹圧性尿失禁】
尿道の括約筋が弱いタイプで、尿失禁の60%を占めます。
咳をしたり、笑ったりすると漏れてしまうもので、更年期以降の
人におおいタイプです。
尿道を締める尿道括約筋の収縮力が弱くなり、お腹に力が入ったときに
漏れてしまうのです。
【切迫尿失禁】
膀胱の異常収縮で起きるもので、お年寄りに多いタイプです。
尿意を感じてトイレに駆け込んでも間に合わないことがあり
ます。
大部分の方が腹圧性尿失禁を併発しています。
【溢流(いつりゅう)性失禁】
糖尿病など何かの原因で膀胱に尿がたまりすぎて失禁
するタイプです。
まずはしっかりと原因の疾患を治すことが大切です。
1.あおむけに寝て、膝をこぶし1つくらい開いて 立てる。手はお腹の上に軽く乗せる。 2.肛門、膣、尿道をぎゅっと締めて、息を吸いな がら、胃のほうへ吸い上げるように力をいれる。 3〜5秒数えてから、ゆっくり力を抜く。 3.次に肛門、膣、尿道を速いテンポで締め上げて すぐに締める。 |
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【治療の視点】
★西洋医学の眼
骨盤底筋群(尿道、膣、肛門周囲の筋肉)を鍛える体操で、尿道を意識的に
締めるように訓練するのが治療の中心となります。
薬物治療を行う場合もあります。
★漢方治療の眼
尿失禁も泌尿器だけでなく、全身のバランスの乱れとしてとらえます。
西洋医学での失禁の分類によって漢方薬の使い方をはっきり分ける
ことはできませんが、だいたい下のような使い分けをします。
| 膀 胱 炎 |
膀胱炎は圧倒的に女性に多くみられます。 男性と比較して女性は尿道が短いうえに尿道口が 膣や肛門のすぐ近くにある関係で、男性より尿道から 膀胱に細菌が入りやすいためです。 |
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症状が進行すると、膿尿や血尿などのほか熱が出る場合もあります。
膀胱炎は比較的治りやすい反面、再発しやすいという特徴があり、再発には要注意です。
アメリカでは、果物のクランベリーが膀胱炎の予防になるとよく愛用されています。
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膀胱炎、尿道炎などは急性の場合は素早く治療することが大切です。
西洋医学では抗生物質を使いますが、再発を繰り返したり、無菌性膀胱炎
には漢方薬が有効です。
膀胱炎・尿道炎の漢方薬
急性の膀胱炎や尿道炎の場合はできるだけ素早く治療することが基本です。
膀胱炎には、西洋医学では抗生物質を使いますが、漢方薬を併用することで
治療効果があがります。また再発を繰り返したり、無菌性膀胱炎には漢方薬を
主体に治療すると効果的です。
・体力があって、排尿痛、血尿、便秘の時は大黄牡丹皮湯
・皮膚が浅黒く排尿時の痛みが強い場合は竜胆瀉肝湯
・排尿困難、排尿痛、血尿があり、体力は普通の時は猪苓湯
・慢性的な排尿障害があり、排尿痛、残尿感、尿のにごりや
血尿がある場合は五淋散
・体力がなく頻尿、残尿感、排尿痛、胃腸虚弱、冷え性が
ある場合は清心蓮子飲
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| 中村漢方堂 ご相談の多い主な症状 |
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| 中村漢方堂 様々な症状 |
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