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膝 関 節 痛 (変形性関節炎)

関節はカタイ骨と骨とがぶつかることなく、スムーズに動かすた
めの場所で、身体の中に140ヶ所もあります。

その中で膝は、2本足で歩く人間にとって立つ、歩くこと、そして
体重や重力の負担が大きくかかっている部位です。

それだけにさまざまな障害が生じやすいところです。

【原 因】


  
  膝関節は身体の中で1番長い大腿骨と2番目に
  長い脛骨のと骨の間をつないでいます。 

  この骨と骨は直接ぶつからないようにそれぞれの
  骨の先端に骨を包み込むように軟骨がついて
  います。
  
  膝関節は滑膜といわれる膜で覆われ、軟骨の
  周りには関節液という液で満たされています。
  関節液は粘り気のある液体で、関節の潤滑油
  の役割を担っています。

  
  軟骨はスポンジのような構造をしていますので
  このクッションを利用して弾力性を保っています。
   


  また、軟骨の表面はゆで卵の白身のようになめら
  かで関節をスムーズに動かしています。
  膝関節は軟骨と軟骨の隙間が大きくその隙間には
  繊維状の軟骨である半月板があります。

  若く元気な膝の関節はしっかりとした骨と筋肉ででき
  ているので、スムーズに動かすことができます。
   しかし、・・・
   

 

   1.軟骨がすり減る
   2.関節を支える筋肉の力不足
   3.骨がもろくなる
   4.血液の流れが悪くなる



  などの原因で関節がうまく動かせなくなり
  痛みが出てきてしまいます。

  これが中高年に多く見られる
  「変形性膝関節炎」です。
   



  

 【軟骨がすり減る】
   膝の軟骨は毎日、立ったり歩いたりすることで、負担がかかり
   ます。よって、加齢とともに長年負担をかけてきた軟骨がすり
   減り、痛みが発生するのです。
   
   実際、50歳代の女性の約2分の1が膝に痛みを持っていると
   言われています。
   
   膝の軟骨がすり減る原因は加齢のほか、肥満も大きな原因で
   数kgの体重の増加でも膝には大きな負担になります。


  
  
【筋力不足】
膝の関節や骨を支えているのが筋肉です。
筋肉がしっかりしていれば、運動や体重に
よる関節の負担を減らすことができます。
  
中高年になると、若いときの50〜60%の
筋力まで低下してしまいます。
  
よって、この筋力の低下が中高年以降の
膝の関節負担を大きくして痛みのもとにな
ります。食が細い方やダイエットによって
筋肉のもとであるアミノ酸が不足すると、強い
筋肉ができにくくなります。
筋肉を強くするためには、適度な運動も大切
です。
   

 

【骨がもろくなる】

骨がスカスカになったり、もろくなったりすると骨折や
腰痛の原因でもある骨粗しょう症の状態になります。
骨が弱くなることはそれだけ体重を支えにくく、膝など
の関節に負担がかかることになります。

骨はアミノ酸からできたコラーンの網目にカルシウムを
うめた構造になっています。
だから、骨を強く元気にするためには、カルシウムとアミノ
酸が大切です。
   
それに加えて、日光に当たったり適度な運動が骨を作る
大切な刺激になります。
   


 【血行不良】
   軟骨は栄養(原料)をもとにすりっ減った部分を再生したり、
   修復したりします。
   軟骨に必要な栄養分は血液に乗って運ばれ、関節内に
   ある関節液を通して補給されます。ところが、膝や足腰が
   冷えると血の流れが悪くなり栄養分が運ばれなくなり、
   修復が遅れてしまいます。

   動脈硬化や血液がドロドロしていることなども血の流れの
   悪くなる原因となります。 


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