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新年の挨拶




 私の人生はMPSそのものでした。
   半世紀に亘り、ありがとうございました。
     残り僅かの歳月もよろしくお願いいたします。


M
PS創設時1966年の私の心の色は上段のようでしたが、現在は下段の写真のような色です。もはや初夏の新緑輝く情感はないですが、冬ならではの趣きを楽しみたいという気持ちはあります。ただ、春は決して来ないのです。

 今年度でHP上での年賀の挨拶は終了させて頂きます。個人的に頂いている年賀状につきましては、身体と頭脳が正常に働き、根気のある限りは続けていきます。近年、年賀状文化の衰退は激しく、特にこの10年、通信媒体による年賀挨拶Mailのやり取りが多くなってきているようで、この先10年もしないうちに年賀状は消滅に近い状態になっているかもしれません。義理や惰性で年賀状を投函している人も多く、そのような年賀状を頂いても、裏にも表にも手作り感や自筆の短い言葉はどこにもなく、営業用の年賀状と同様、何の味わいもなく、受け取る側のことを考えたら、差し出さない方がマシと思ってしまいます。
 私は基本的に古い考えの人間ですが、新年の挨拶は別に年賀状でなくてはならないという考えは全くありません。年に一度の「あなたは幸せに健康に暮らしていますか? 私は元気にしています」という、年の初めの挨拶と近況報告と捉えれば、スマホやPCからのMailでも構わないと思っています。この年賀状の挨拶のやり取りには、社交上で一つ役立つことがあります。それは、何年振りかのクラス会などに出席する時、あるいはしばらく会っていない人と個人的に会うことになった時など、尻込みしなくても済むという利点です。
 仮に自分が会いたい人に会いたい時でも、現在の相手のことを慮らなければいけません。健康を損ねているかもしれない。幸せな生活をしていないかもしれない。直近に家族に不幸があったかもしれない。他にも、幸せに暮らしている人には思いつかない何かがあるかもしれません。5年、10年という歳月は長いです。人の環境を大きく変えてしまうことも多くあります。そんな時、年賀状のやり取りをしていると、情報を交換しているお陰で、会うことに尻込みすることがなくなります。
 MPS報廃刊(1995年)から10年後の2005年に、この「三宅学習塾OB会」のHPを開始しましたが、このHPも定期的に更新するのも今年の6月をもって最後にいたします。それ以降は、「三宅はまだ生存中ダヨ」というモールス信号として、不定期に更新したいとは考えています。ただし、ますます自由人になってしまっていますので、書きたいことがあったり、その気になったりしないと、更新しないこともあるかもしれません。性格的に文章を書くことは嫌いではないので、健康体でいられる間はone season に1回くらいは書きたいと思っています。そうしないと、また死亡説が巷に流れてしまう恐れがありますので(笑)。

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