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第六回 『地区別ソフトボール大会』 その1
 
区別ソフトボール大会は地域の先輩・後輩の親睦を図るために行われました。地域の名誉のために男子だけでなく、女子も応援のみならず、選手として数多く参加していました。小さな○落の単位でチーム別けされているため、生まれたときからお互いが顔見知りであり、試合中の仲間内の声援とヤジは、「負けたら俺達の村の恥だ」と言わんばかりの辛らつなものばかりでした。エラーや三振をしたら大変です。「おい、おめー、木地挽から引っ越せよ。いらねーよ。」○○やのアンちゃんが懐かしいです。秋○○落のA君も興奮します。「明日からもう旧道、歩けねーだろ。」そんな言葉も同じ○落であるがゆえに言える愛情表現であり、ヤジっている顔も笑っていて、暖かさを感じることができました。好機にヒットを打ったら○落の英雄になれました。みんな地域の誇りのために一生懸命でした。
 第1回は‘80にライオン小田原工場のグラウンドを使用させていただき、行われました。第2回(‘82)以降は酒匂川河川敷のグラウンドで行われるようになりました。第8回、’88まで続きました。本部はどのように地区割をしてチームを作るかが大変だったようです。第1回は6チーム、第8回は7チーム、第2回〜7回は8チームに別けられ、敗者復活方式のトーナメントで行われました。地区割は在塾生の人数によって、年毎に多少変化していました。MPS報を調べてみると、板橋と早川はそれぞれを2つか3つに分割。風祭は単独。そして湯本も毎年単独チームで戦っていました。しかし善戦空しく、いつも最下位が指定席でした。学区外の生徒はどこかのチームの助っ人になっていました。入生田は年毎にどこかのチームとの連合でした。湯本を除くほとんどの○落が一度は優勝しています。特質すべきは入生田が第6回大会に念願の単独チームを結成し、見事優勝を果たしたことです。一回戦、板橋下に10対9、2回戦、早川2丁目に11対10、準決勝戦は宿敵風祭に6対5、決勝戦は再び敗者復活で勝ち上がってきたマムシの風祭に8対6、薄氷の勝利の連続で、まさに入生田○落の長年の執念(怨念?)の優勝でした。

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