第一回　『夏期キャンプ』その１

　やはりＭＰＳの行事といったら『夏期キャンプ』です。夏期キャンプなしにＭＰＳを語ることはできません。キャンプのために一年間頑張って嫌いな勉強をした会員も多くいると思います｡‘７０の西湖が第１回｡もう３５年前になります｡’９１まで１７回行われ、延べ参加人数は９７０名、最多参加者は第１１回(‘８１)の９８名です｡
　しかし、 なぜそれほどまでに生徒の多くが楽しみにしていたキャンプがなくなってしまったのか、その理由は三宅先生からいつか話してもらえるときがあると思います｡

第１２回キャンプのとき使用Ｔシャツ 1983年8月19日夕方、帰路の休憩地である中央高速道路の談合坂ＳＡで撮影したものです。このとき参加した中一生は現在３４歳になっています。ちなみにこの時の優勝はＡ班、班長は井島隆志さんでした。ノリはＥ班でした。誰がノリの班長であったかは、本人の名誉のために控えます。

　第１回キャンプのときは、三宅先生も会社員で、夏期休暇を犠牲にして生徒をキャンプに連れて行ったと聞いています｡宿題等約束を守れない生徒は、あの恐怖の『減点』があり、あまりに多く減点がつくと参加できないため、しぶしぶ勉強した生徒も多かったのではないでしょうか｡あの蓼科での４日間はまさに楽園でした｡参加した全員が学生時代の忘れられない思い出の１ページになっているようです｡親睦会でも『キャンプ、同じ班だったな｡』『はい｡糊でした｡』という、先輩後輩の会話をよく耳にします｡
　キャンプごとの詳細については、追って載せたいと思っています｡また会員からの『ＭＰＳでの思い出』のコーナーに寄稿があると思います｡