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生14年周期説 〜21世紀冒頭の挨拶より抜粋〜

三宅 亘  

は人の一生を5000日ごとに大別しました。すると、そこにその期間ごとの特徴とか生き方が浮かび上がってきます。5000日は約14年弱になります。私はこれを『人生14年周期説』と名づけました。是非、人生の指針、あるいは子育ての参考にしてください。この考えは私独自のもので、ガメたものではありません。また独身主義者や結婚の時期、子供の有無や出産年齢により、多少のズレを生じます。

★0歳〜13歳 生年 基礎の時代

親の責任の上で成長する期間 遺伝(心身の先天的なもの)もある
三つ子の魂100まで…躾、親の教育観・価値観など家族の影響大きい
孟母三遷…身の回りの環境、社会情勢、風潮などの環境の影響も大きい
何でもありの今の時代に子供をどのように育てるか
このことから日本の社会の二極化が進む
 
★14歳〜27歳 成年 選択の時代

自分の進路の決定…友人 結婚 趣味 進学 就職など
選択とは同時に自己責任の始まり
子供の精神的独立の開始
社会的、経済的援助は必要
親離れということは、親から見れば子離れを意味する
親として「基礎の時代」の評価がなされる

★28歳〜40歳 盛年 充実の時代

自分の選択したものを充実、安定させる
森羅万象、幅広い見聞を広める
どこまで精神的、体力的に強く生きられるか
趣味をしっかり作っておく
「充実の時代」の最後の年が「厄年」というのも奇遇ではない

★41歳〜54歳 静年 苦悩の時代

この時代をどう切り抜けるか 気力、体力も年ごとに衰えていく
家庭、仕事、健康に不安が生じ始める
中年三大苦…家計(膨大な出費) リストラ 成人病
中年三大出費…ローン 教育費 医療費
親の扶養・介護 家族・身内の不和

★55歳〜68歳 省年 余生の時代

ここからはもちろん希望的予測の話になるのだが…
仕事であれ、趣味であれ、自分のしたいことをする、してよい時代
この時代を楽しむために生きてきたのではないか
だから死に様とは生き様である

★69歳以上 逝年 おまけの時代

余生の続き
この「おまけの時代」を少しでも長く幸せに過ごせることが、人生の幸せか?
「おまけ」といっても、あくまで「心・知・体」が健康でなくてはならない
そして82歳と49日か50日で30000日になる

余談

健康、楽しみ、友人、活力はいかなる状況下においても、生きている意味の最低限を保障してくれる
できれば一生涯続けられる趣味をいくつか(a few)持つ
個人的には「晴の日は外で、雨の日は家での趣味」があったら最高

人生の最も充実した年齢はいつ頃か
体力・気力・学習能力(記憶力・理解力・想像力など)・経験・信用・経済力などを総合的に加味させたat one’s best はいつなのか
年配者にその考えを求めると30歳から50歳と返事は幅広い
私の個人的見解は35歳から40歳
その充実度を高水準のまま高年齢まで持続できれば素晴らしい人生になる?

20世紀は技術革新と破壊(戦争)の時代だったが、21世紀は必ずガイアとエゴの時代になる
ガイアとは、自然環境、人間中心の物質文明、経済および生産活動などの、地球と人類との関わり合いを含む、地球を一個の生命体と捉えた広義の意味
エゴとは自己表現、利己主義、自己決定、自己満足などの、絶対我(自分本位)
この対極にあるガイアとエゴを個々の中でどのようなバランスで捉えるかによって、21世紀の姿は決定される?

Happiness = Money÷Desires (Happiness is money divided by desires.)

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