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読書を始めました

は国語が得意ではありませんでした。もちろん、今も得意ではありません。私が話しているのを聞いて、三宅先生は「自分の国に帰れ」などとよくからかいます。乙女心がシュンとなります。
 先生に言われるまで、国語がそんなに大切だと思ったことはありませんでした。小さい頃から読書する習慣も少なく、読んでも途中で飽きてしまうこともよくありました。親からも読書するように勧められましたが、なかなか好きになれませんでした。
 ところが中学生なって、少しずつ国語の重要性がわかってきました。先生の言われる「国語はどの教科にも関係している」ということを、身にしみて感じるようになりました。数学の用語説明も、難しい表現で書かれていることもあり、先生の易しくした言葉がなければ理解できないことがあります。どの教科でも、教科書に書いてあることを理解することから始まります。英語でも、国語力がないと上手な訳ができません。
 最近「中学生新聞」を取り始めました。大変なときもありますが、一週間に一度なので、なるべく隅から隅まで目を通すようにしています。社会の動きや、一般的な知識も知らないほうなので、世の中の一週間の動き、事件などを書いてある紙面もあり、その点でも役に立っています。
 本当はこの文章を書くのも嫌だったのですが、三宅先生の「書かないと、もう国語の勉強を見てやらないぞ」という脅しに屈し書いています。今は先生から借りた本、中学生新聞などを中心に、毎日少しでも何かを読むようにしています。そして、感想文を書いて、先生に添削してもらっています。
 この習慣をいつまでも続けていきたいと思っています。そうしたら私にもいつか、自分の意見をはっきり的確に表現できたり、読者の心に残るような文章が書けるようになる日が来るのでしょうか。才能がないので期待できそうにありませんが、そんなことより自分自身のために、読んだり書いたりする習慣は続けていこうと思っています。

(ペンネーム「チェリー」 ’94生まれ)

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