学ぶ心

　就学前の我が子達に、「地球はどうやって出来たの？」「この漢字はなんて読むの？」「英語でなんて言うの？」などと、よく質問される。やっぱり人間には元来「学びたい」欲求が備わっているのだなぁと実感する。勤務先の大学には、続々と社会人の学生が入学してくる。どこかの社長さんでもなんでもない、至ってフツーのオジサンやオバサン達だ。学ぼうとしないのは、１０〜２０代ばかりのような気がする。日本の教育制度の弊害か？思春期であんなこともこんなことも気になっちゃって勉強どころじゃない？！
　自分もそうだったなぁ〜。三宅先生に「そんなに勉強したくなくてバレーのが好きだっていうなら、中卒で日立に入れ！！その方が格好いいぞ！」と、よく言われたなぁ。もちろん格好良く、中卒で日立に入れるバレーの実力なんてなく、かといって「学ぶ」意欲も持てず、中途半端な中高生の時代。私たちの学年は本当に勉強ができなかった。いや、学年のせいじゃない、自分の責任です、ごめんなさいぃ〜。
　それでも「学ぶことは面白いはずだ」「学んでおいたほうが断然お得だ」っていうことは、MPS時代に三宅先生からシッカリ習得させてもらったと思う。この数年、仕事上必要な資格の勉強をするのが快感だったり、読書が楽しかったりするから不思議。…って、「気づくのが遅すぎる」とまた叱られそう。
　ということで、MPS時代にきちんと勉強した人もしなかった人も、再び「学びたい」という意欲が出てくる年齢だと思うので、『MPS大学院』とか、『MPS公開講座』の開設、ってのはどうでしょう？
　あぁ、また三宅先生に怒られたい。いや、その前に…入塾テストで落ちるかも。

（空気が読めるＫ.Ｙ.　女性　‘７１生まれ）