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無題

なさんこんにちはー!! 高校卒業まで三宅先生はじめ諸先生方に最後までお世話になっておりました安室ナミエです。それがお気に召さなければ浜崎あゆみでもけっこうです。この度は事務局よりの依頼を受け、寄稿させていただくことになりました。大分ご無沙汰いたしておりましたわたくしめなどが、この様な機会を賜り光栄に思っております。自己紹介をさせていただけるならば、干支はヘビ、血液型はA型です。執念深いと思われるのは癪ですが、他人にやられた事は死ぬまで忘れないタイプです♪ 今回は「エログロナンセンス」を封印せよとの命を受け、わたしの良さを全面的に否定されつつも頑張って、MPSで学んだことをお話しさせていただこうかと思います。お付き合いいただければ幸いです。
 MPSでの時間がよっぽど楽しかったのか、自身も大学生時代はYゼミ系列の学習塾で4年間アルバイトをしておりました。(けっしてMPSから講師バイトの誘いがなかった事を恨んでいるわけではないです♪)ですから、つい2、3年前の話です(きっと)。小学生もいれば大学浪人生も受け持っておりましたが、MPSに居た頃の自分との違和感として全体に共通して感じたことは「子供達の敬語の概念の喪失」というものでした。敬語が使えないということではなく、他者に敬意を払うという事自体が分からないように見受けたんです。当然先生にも「タメ口」ですし、両親に対しても「タメ口」でした。まるで親子間が友達化してしまったようでした。家庭の権威であるはずの両親と子供が友達のようになってしまうと、当然親に敬意を払う必要はなくなります。生まれて初めて権威を感じる機会であった両親との関係が、別のものになってしまった。結果、誰とでも気軽に優しく、しかし慇懃無礼とも取れる振る舞いを子供たちは身につけてしまったんだなあ、と考えさせられてしまったものでした。
 私にとっては、MPSに居た頃の三宅先生も他の先生方も良い意味で脅威でした。先生は「先生」であり、とても気安く感じられる存在ではありませんでしたし、当然の様に先生は「恐かった」ものでした。授業中も緊張することしばしで、宿題の答え合わせでは自信のないところで自分の番が回ってくるとかなり嫌な気分になったものでした。だからこそ先生方からお褒めの言葉を頂戴したときは嬉しかったと記憶しております。褒めて伸ばすと言う事は、むやみやたらに褒めちぎり、怒ることをやめることではなかったのだなあ、と今更ながらMPSでの経験を通じて考えさせられています。
 …と、まだまだMPSから私が学んだことは沢山あるのですが、ここで続きをお話すると、最低焼酎ボトルで2本はあける位の時間をいただかなければならなさそうなので割愛いたします。わーあっと言う間♪いわずもがな、このHPをご覧になってらっしゃる方々にも同じような経験があったと存じます。あえて私が喋るまでもないとは思っていましたが、でも私が喋った方がおもろいはずでしょう♪
 MPSに通っていた5年半はたのしくてキラキラとした時間でした。それを物語る具体的な話も多くありましたが、文章にすると既知の言葉にひっぱられて、自分が伝えたいこととは似て非なるものになってしまいます。自分の感動が言葉にした途端にズレてしまいます。もどかしいです。…それも全ては文章中の「下品」を禁止されたせいだと思います。本当はS先生と熱く語った下ネタを披露したかった。あれは活き活き話せます。今じゃ職場でオヤジ達が話すエロトークに心底「いやだわー」的なオーラを一生懸命出すのに必死です。本当はその話のつっこみが箇条書きになって10個くらい頭に浮かんでいるのに。…って、またどうでもいい話しちゃいました。すみません。
 MPSを卒業して10年は経ちましたが、こうやって縁あってまた交流も持たせていただいた事を深く感謝いたしますと同時に、その縁は三宅先生はじめ諸先生方の人柄によるものだと存じます。ここにお礼申し上げますとともに、三宅先生、多くのスタッフの方、卒業生の方々のますますのご発展とご健康をお祈りいたします。

(ペンネーム C’z)

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