北海道のゴルフ場　その５　　〜プレイの行き帰りに出会った景色〜

北海道の鉄道網は廃線、合理化によって便も少なく、コース場までの移動はほとんどが車になります。車の移動はその時間のすべてをハンドル操作に神経を奪われ、本来あまり好きではありません。電車・バス移動なら、その時間を、車窓を眺めたり、本を読むことなどに利用できます。近頃は、このようなことから日常生活でも車を使うことがめっきり少なくなりました。
　とは言っても、ゴルフ場に行く場合は12ｋｇのキャディバック、他にシューズ、着替えなどもあり、嫌でも車で行かなくてはなりません。しかし、その往復に予期せぬ景色に出会えることがたまにあります。そんなときは路肩に車を止め暫し堪能します。ガイドブックに紹介されている景勝地や観光地を訪れるときは、期待しているぶん裏切られることもよくありますが、予期せぬ景色は私の心に入り込んでくれた世界ということで嬉しくなります。気象条件、季節、時間が上手くかみ合った自然の贈り物と考えています。
　ここに紹介する北海道の景色は皆さんのおそらく知らない場所か、知っていても通り過ぎてしまう場所から撮ったこれまでの私の「TOP 5 PHOTOS」です。

　【A related article】下の写真は１１月の中旬に卒業生の三宅慶一郎君、斉藤真邦君と伊豆の国市のゴルフ場に向かっているときに出会った朝日を浴びた富士山です。十国峠付近、午前６時３０分、気温1℃、快晴。車から降り、三人でしばらく眺めていました。富士、箱根、伊豆でも条件がそろうと、こんな素晴しい光景に出会うことがあります。