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雨上がり…
一人…
山に向かう…
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目的地に向かう道は…
舗装された遊歩道もあるが…
あえて地道を選択…
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目的地に着き…
土と岩と戯れ…
しばし…
破壊神となる…
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遥かむかし…
聖なる大地が創造した結晶を…
ちっぽけなオイラが…
己の欲望の為だけに…
瞬時に破壊する…
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しかし…美しく…無色透明なこの石を見れば…
その魅力に心奪われる人間も多いはず…
それゆえ…この地の山名に…神の文字を入れ…
第三者の進入を拒んだという仮説もやはり頷ける…
私にとってこの水晶は…
大地からの…大事な大事な預かり物だ…
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