ベルリン国際映画祭
授賞式:2010年2月21日
審査委員長:ヴェルナー・ヘルツォーク
受賞結果は以下の通りです。
金熊賞
Bal (Honey) (トルコ・ドイツ)
Semih Kaplanoglu監督
銀熊賞(審査員特別賞)
Eu cand vreau sa fluier, fluier (If I Want To Whistle, I Whistle) (ルーマニア・スウェーデン)
Florin Serban 監督
銀熊賞(最優秀監督賞)
ロマン・ポランスキー監督
The Ghost Writer(フランス・ドイツ・英国)
銀熊賞(最優秀女優賞)
寺島しのぶ
キャタピラー (日本)
銀熊賞(最優秀男優賞)
グリゴリ・ドブリギン&セルゲイ・プスケパリス
Kak ya provel etim letom (How I Ended This Summer)(ロシア)
クロージング作品として、山田洋次監督の「おとうと」が上映されます。
キャタピラー (日本)
若松孝二監督
江戸川乱歩の短編小説「芋虫」が原作。
第2次世界大戦下に時代設定を変え、満州で負傷して五体の機能をほぼ失った傷痍軍人の夫と、
献身的に世話を焼く一方で夫を虐待する妻の姿を中心に描く。
寺島しのぶ主演。
En Familie (A Family)(デンマーク)
Pernille Fischer Christensen監督
Ditteは有名なパン屋さんの一家の一人で、成功したギャラリーのオーナーです。
あるとき、理想の仕事を提示され、ボーイフレンドと一緒にニューヨークへと引っ越すのですが・・・
人生はそんなに単純なものじゃない・・・
En ganske snill mann (A Somewhat Gentle Man)(ノルウェー)
Hans Petter Moland 監督
何も望まないし、何も欲しがらない紳士。
何人かを殺し、何人かを再起不能にしてしまう・・・
犯罪の世界の話。
Eu cand vreau sa fluier, fluier (If I Want To Whistle, I Whistle) (ルーマニア・スウェーデン)
Florin Serban 監督
Greenberg(アメリカ)
Noah Baumbach 監督
ロサンゼルスへ引っ越すニューヨーカー(ベン・スティーラー)のお話。
Howl(アメリカ)
Rob Epstein, Jeffrey Friedman 監督
Jud Suess - Film ohne Gewissen(オーストリア・ドイツ)
Oskar Roehler 監督
Kak ya provel etim letom (How I Ended This Summer)(ロシア)
Alexei Popogrebsky監督
北極海で気象を研究している男たちの話。
Mammuth(フランス)
Benoît Delepine, Gustave de Kervern 監督
16歳で働き始め、60歳を過ぎて退職を迎え、退職パーティーを同僚に開いてもらう。
病気もせず、仕事一筋だった彼。
いざ年金をもらおうとすると・・・6人の雇い主に証明をもらわなくてはならない。
妻にけしかけられ、古いバイクにまたがって元仕事仲間、旧友、所在不明だった親類と探していくのだった。
Rompecabezas (Puzzle)(アルゼンチン・フランス)
Natalia Smirnoff監督
50歳の誕生日にジグゾーパズルをプレゼントされたことがきっかけで、パズルに夢中になる。
ある日、パズルのトーナメントのパートナーを探している広告を見つけ・・・
家族に忠告されながらも、そのパートナーに応募するのだった・・・
San qiang pai an jing qi (A Woman, A Gun And A Noodle Shop) (中国)
張芸謀監督
ラーメン屋の主人が妻と妻の浮気相手を殺す計画を立てる・・・
Shahada(ドイツ)
Burhan Qurbani 監督
Submarino(デンマーク)
Thomas Vinterberg 監督
虐待を受けて育った兄弟のその先は・・・
The Killer Inside Me (アメリカ・イギリス)
マイケル・ウィンターボトム 監督
ジム・トンプスン原作「内なる殺人者」の映画化
銃も棍棒もなしで、丸腰のまま保安官補をつとめる、一見もの静かな男ルー・フォード。
ウェスト・テキサスの小さな田舎町を牛耳る建設業者コンウェイを義兄の仇とねらう彼は
売春婦を利用し復讐をとげるが、そのために殺人をくり返すことになり、
心に巣食った病的な暴力癖をあらわにしてゆく……。
出演はケイシー・アフレック、ジェシカ・アルバ、ケイト・ハドソン
Tuan Yuan (Apart Together)(台湾)
ワン・チュアンアン監督
1949年、毛沢東の軍勢から離脱し台湾へと逃れ、数十年後に生涯の恋人と結ばれる兵士を描いている。
オープニング作品
Bal (Honey) (トルコ・ドイツ)
Semih Kaplanoglu監督
養蜂家の父親は入手困難な蜂蜜を手に入れるため危険な森へと少年の父親は入っていき行方不明となる。
少年は父がいつか必ず帰ってくると信じていた・・・
Der Räuber (The Robber) (オーストリア・ドイツ)
Benjamin Heisenberg監督
趣味が泥棒というマラソン・ランナーの物語
Na Putu (On the Path) (ボスニア・ヘルツェゴビナ、オーストリア、ドイツ)
ヤスミラ・ジュバニッチ監督
「サラエボの花」の監督の作品。若いカップルの物語。
Shekarchi (The Hunter)(イラン・ドイツ)
Rafi Pitts監督
復讐のため警官を殺す青年の話。
The Ghost Writer(フランス・ドイツ・英国)
ロマン・ポランスキー監督
ユアン・マクレガー主演。ピアース・ブロスナンが首相役。
公式サイト
Exit Through The Gift Shop(英国・アメリカ)
バンクシー監督
おとうと(日本)
山田洋次監督
Please Give(アメリカ)
Nicole Holofcener監督
家具に目がない夫婦。彼らの所有するアパートに住む祖母と孫娘。
その部屋には素敵な家具が・・・
My Name Is Khan(インド)
Karan Johar監督
シャッター・アイランド
マーティン・スコセッシ監督
The Kids Are All Right(アメリカ・フランス)
Lisa Cholodenko監督