------------------------------------------------------------------------------ 筑波大のスポーツ講座『バドミントン』に参加して (雑感) 平成11年12月4日から土日と連続7回でバドミントン講座に参加 しています。筑波大の阿部先生をはじめ、レベルの高い学生達に、改 めてバドミントンを教えてもらうというとても良い機会に恵まれまし た。 そこで教わったことには目からウロコが落ちるというよりは、もう、 反省のしっぱなしのことで、改めて、からだ全体から下手な毒素が抜 けていく状態です。 また、逐次書き込んでいきます。 乞う御期待。 技術もあるでよ。 第1日目 12月4日(土) 回内回外内旋外旋の講義を受ける。 モーメント(振りにくさ)をなくせば、ラケットは早く回り、スピード のあるシャトルが打てる。 一つ判ったこと ハンドルの握り型 指で握る(掴む)のです。 そして、親指を添える。 いわゆる、イースタン、ウエスタンと言う名のグリップの持ち方は ありません。この言葉はテニス用語です。 以上 第2日目 12月5日(日) 引き続き、回内回外内旋外旋の講義を受ける。 今回は、骨の動きと筋肉の動き。 回内筋、回外筋を鍛えることも必要。 一つ判ったこと フットワークのポイント 前に出した足の膝で体重を支える。 そして、後ろに残した足はそのまま にする。戻る時に必要であるから。 シャトルは肘を少し曲げてとる。 上半身の形(ラケットの位置、目の 位置、肘の位置)はどこにいても同 じ。 きれいなフォームを作る。 以上 第3日目 12月11日(土) 引き続き、回内回外内旋外旋の講義を受ける。 モーメントの大小による振りにくさの実感。 一つ判ったこと ほんとの2対1とは? 攻撃の方法は、基本は穴ねらいである。 この穴ねらいには2つあって、1点集 中のピンポイントと展開しながら穴を 狙う。前者は、見た目2対1になる。 後者は、見た目、ふたりとも動かして いるので上手く見える。 以上 第4日目 12月12日(日) インナーマッスルとアウターマッスルの鍛え方を学ぶ。 トレーニングは、エアロビクスとアネロビクスを取り入れる。 長いラリー、長い試合をこなすには、有酸素運動が必要。 一つ判ったこと プッシュは真下に落とす。 プッシュは、ネットすぐ上のシャトル を打てるようにする。そのためには、 シャトルを上からたたき、真下に落と すように回内回外する。 以上
第5日目 12月18日(土)
ダブルスの考え方を学ぶ。 マトリックスによる分類で、ヒットプレーヤー、セットアッププレーヤー の役割や、フォーメーションの考えが解る。 一つ判ったこと 前衛では、必ず自分の前にラケットをあげ、上から下に振る。 ラケットをあげることが、次の 攻撃の準備となる。 以上
第6日目 12月19日(日)
学生とのダブルスを行う。 一つ判ったこと ハイバックでは、ハンドルを握り過ぎる(力を入れて握る)と、 背中が曲がって打てなくなる(遠くへ飛ばない)。 上体を起こして、肩の関節を 抜くようにして打つ。 以上
第7日目 12月25日(土)、最終日
学生とのダブルスを行う。 この日は、学生の男性には5点、女性には10点採ることを目標にしていったが、 どちらも5点以下だった。確かに同じことは2度と通用しない。 考えなければ。!!! 一つ判ったこと ロール(役割)とファンクション (機能、作用、関数)を理解して、 練習なり試合を行うようにする。 以上 全7回の講習会に参加して、私自身が初めて人に教えてもらいました。 現在、「つくば市のバドミントン講習会」や「ぼのぼのクラブ」で、 人にそれを教える傍ら自らのバドミントン技能をたかめようと参加した 講習会でした。いろいろな意味で、勉強になりました。 次は、それを人に伝える番です。今回はダブルスが主でした。しかし、 シングルスもダブルスもやることは変わりません。 さて、体を動かしてみますか。 最後に雑感、 いろいろな人が集まった講習会でしたが、疑問が一つ、質問がない! 私はよくしていた方ですが、あまり見かけなかった。 なぜ? 判っているのならば、学生達とのゲームに勝つはずです。 判らなければ質問しないと。! せっかく習ったことが、無駄になってしまう。 人のために時間をとって講習する。それに応えるのは、最初よりも、 ステップアップが一つでも見えること、そう考えます。 上手くなるか、現状維持かは、もうその人の努力次第です。 確かに、普段はスポーツは人の評価の対象ではない。だけど、自分の 人生、仕事以外で人にアピールするものがあれば楽しいじゃないですか? 趣味?に少し毛をはやして、趣味の枠から出て、スポーツ(競技)とし て考えてやってみませんか。 またスポーツはその人の本性があらわれます。。 私の知っている人でこんな人がいます。 上手い人に教われば、上手くなると勘違いしている。次から次へと 上手い人を探してさまよっている。 また、コートに入ってシャトルを打つことが練習だと考えている。 だから、自分が納得するまで(練習したと感じるまで)、コートに 居座って、次の人にコートを譲らない。 さらに、自分が、地区で優勝したから上手いと勘違いしている。 さしあたって、スマッシュが少し早くと身長が高いと勝てる。ラン クを上にあげれば、負けてしまうので、適当に勝てるところにいる だけ。歳を取れば、次の世代に抜かれてしまう。 さらにもうひとつ、自分の空き時間は、バドミントンができるいろ いろな場所やクラブに行って、適当に相手を見つけてシャトルを打 つ時間と思って、そこのクラブ員の迷惑を顧みず、ビジターとして 出かけていくという勘違いをしている。これはビジターではなく、 クラブ荒らしである。 まあ、そういった人は、そのような人が集まるクラブに集まるけど ね。早く大人になれよな。 自分の満足で、周りを巻き込んではいけない。 結果のみを観ているとあなたは次の世代に抜かれますよ。 周りが楽しければ、自分が楽しい。これは真。 (自分の気持ちは、すぐに切り替えられる。) 自分が楽しければ、周りは楽しい。これは偽。 (他人の気持ちが、本当に判るか!) そして、スポーツは科学しなければ! 永遠のテーマにしよう!! 表紙へ戻る 目次へ戻る