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初心者はここから読んでください
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第 ２章 クラブの探し方・選び方
社会人となって、夜にどこかの文化系・体育系のクラブをするとい
うことは、やはり大変なものです。全く時間が取れずできない人が多
いと思われます。その中で、時間に余裕があり、少なくとも週１回で
きることは幸せな人達です。
そこで、バドミントンのクラブの探し方ですが、一般に、各地区に
バドミントン連盟とかそれに類するものがあり、そこに連絡をとれば
紹介してくれるものと思われます。また、市報などの地域の広報にバ
ドミントンの大会の案内が載った時などに、会場に出かけて行って紹
介してもらうのもよいでしょう。さらに、全くの初心者の人が、たま
たまバドミントン教室等をみつけ、それに参加した場合、その参加者
内でクラブを作る（コーチはその教室の講師等で探してもらう）とか、
クラブを紹介してもらうのも手でしょう。それから、自分のレベルに
合ったつまり、同じレベルの人がいるクラブで行うのがよいでしょう。
しかし、ここで注意してほしいのは、地域の大会で活躍できる程度技
術の習得ができるクラブであることです。人は十人十色といわれてい
るように、個性があり各々、考え方が違います。良いクラブを見つけ
るには、クラブ員の雰囲気がまとまっているクラブということです。
勘違いされてこまるのは、団結力が強いのがよいクラブではなく（言
い替えれば、新しい人やよその人に対して、門を閉ざしていること）、
クラブの代表者を中心にまとまっていることです（言い替えれば、和
やかな雰囲気があります。ワンマンクラブではない）。あとは、しっ
かりと教えてくれる人がいることです。教える人は、レベルは問いま
せん。ちゃんと教えてくれる人がいいのです。どこかの大会で優勝し
たとか、そんな肩書きは必要ありません。教えてもらう人も、肩書き
に騙されないようにしなければなりません。やはり教えてもらわなけ
れば、いつまでたってもうまくなりません。若い人は、ある時期にパ
ッとうまくなりますが、これが持続し次のステップに上がるようなク
ラブでなくてはなりません。つまり、クラブ全体がレベルアップする
ということです。あとは、クラブ間の渡りをやっている人が少ないク
ラブの方がベターです。
一般に渡りの人は、自分の練習でレベル維持やレベルアップのため
のクラブに属していますが、これはこれで良いのですが、中には違う
人もいて、クラブの雰囲気を壊す原因となる人がいます。私自身も２
つのクラブに属していますが、１つはレベルに合ったクラブ、もう１
つは自分のショット等の調整や確認をするクラブす。特に渡りの人で、
自分のレベルアップではなく大会等で入賞を目指すためのパートナー
を探す人や、自分らのペースでコートを占有して、他の正クラブ員に
譲らないたぐいの人には注意しましょう。これらの人々には、我流の
人には、全く大人気なく、幻滅してしまいます。また、これら渡りの
人は、他の人にはあまりよく思われてない人が多く、いち地方の大会
で入賞したいから強いパートナーを見つけるとか、自分のレベルでは
入賞できないから、下のランクにエントリーして賞を目指すように見
受けられます。こんな人が大会に参加すると、そのクラスは面白くあ
りません。
また、あちこちのクラブに顔をだし、友だちの輪を広げるのは結構
なことですが、それによって、自分を見失い、いつまで経っても旨く
ならない人がいます。これは女性に多く見受けられます。また、教わ
れば旨くなると勘違いして、いろんな人からアドバイスをもらい、自
分では努力せずに旨くなると勘違いしている人も女性におおく見受け
られます。
上手くなれば、いろいろな人からお声が掛ります。御心配なく。
そこで、この章の主旨であるクラブ選択は、今までのことを箇条書
にしてみると、
クラブの探し方
１．地域の連盟の紹介による
２．地域大会で、自分で探す
の２点があげられます。
クラブの選択基準
１．代表者を中心にまとまっていて、ワンマンク
ラブではなく、渡りの人が少ないこと
２．教えてくれる人がいること（専門家や、経験
者でなくても良い）。
の２点があげられます。
これを念頭に探して見てください。良いクラブが見つかるでしょう。