お針子講座 10 〜パンツの型紙編〜

 上に着るもの、はおるもののための型紙ができたので、今度はパンツに挑戦してみることにした。
 とはいうものの、何をどうやればいいのか素人のため、さっぱりわからん。そのため今回は、スタイル・ブックにのっている製図の仕方などを参考にして、とりあえず製図したみた。

 パンツを作る場合、まず前の型紙を作ってから、それをもとに後ろの型紙を作るらしい。
 でもって、さっぱりわからんまま、三回くらい前の型紙を書き直して、なんとかそれらしいものを作ってみた。

 これでは全然、人様の参考にならんね。

 作った型紙をもとに、まずはいらない布で仮縫いのようなものをしてみる。

 サイズを待ち針で調整。ちょっと大きめだったので、赤鉛筆などで直接布に書き込む。

 直しをいれて、もう一度仮縫い。今度はだいぶすっきりした。
 しかし、ウエスト・ラインがずいぶん斜めになっている…。
 そこで、線がまっすぐになるように、こんなふうにゴムでウエストのあたりをつけておいてから、赤鉛筆で修正した。

 こちらは後ろ側。こっちも前と同じ様にした。

 直しをいれた布をもとに、型紙を直す。
 赤鉛筆のラインが修正したもの。こんなに線が変わった。

 その型紙をもとに作ったのが、こちら。
 ダンガリーの生地に、アイロン・プリントをぺたりとしてみた。
 このアイロン・プリント、はがす時がけっこう楽しい。ぺりぺり、という感じが。

 すそは、捨てミシンして、ちょっとだけフリンジ。

 上に着たブラウスもオリジナル。こんなタイプの衿の製図は初めてだったので、どうなることかと思ったが、なんとか形にはなってくれた。
 しかし、前たての打ち合わせ部分にまで上衿がきてしまっているので、上までボタンを留めると、形が変になってしまう。
 やり直そうかとおもったけど、同じ布がなかったので、最初からオープンにしてしまうことにした。
 大き目のカフスに、ボタン二つでカフス・ボタンにしている。

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