ギュスターヴ・モロー展(2005.3.27)

2005・3・19〜5・22 島根県立美術館にて開催。

 前回、前々回に出かけていった美術館は、どれもタダ券にて行ってきたところ。だが、今回は違う!
 わざわざ前売り券を事前に入手。絶対に見に行かねばならない!と使命感に燃えつつ出かけることにした、いわば、と〜っても大好きな画家の展覧会なのでありました。
 でも、紹介したくても展示品を写真にとれないから、作品を紹介できない…。大変残念であります。
 本来は、パリのモロー美術館に行かないと見られないものばかりなのですが、どうやらそこが現在改装中らしくて、それで日本に貸し出してくれたらしいです。そうでなければ、こんなふうに大量の絵を貸し出してくれるわけない…。
 昔、モローの絵を見たくてそこまで訪ねて行ったことがあります。モローという人は、もともと裕福な家の生まれで、生涯お金のために絵を描かなくてもよい人だったので、ほとんどの絵がパリのモロー美術館に所蔵されております。しかも、自分の家がそのまま美術館になっているのですよ。美術館の中に入ると素敵な螺旋階段があり、そこをあがるとアトリエになっていて、壁一面に彼の絵がかけられています。久しぶりに本物の絵を見られて感激!でありました。
 このあと兵庫と東京でも開催されるらしいので、好きな方は、見に行かれるとよいですよ。

 作品は写真に撮れないので、せめて雰囲気だけでも…、ということで、看板前で写してみました。

 ウリエル「これは、『一角獣』の絵。」

 ウリエル「こっちは『出現』。サロメの絵だよ。ヨカナーンの首が、飛んでまーす。」

 それにしても、せっかくの展覧会なのに、グッズが絵葉書くらいしかないのが寂しすぎる!ま、本家のほうも絵葉書くらいしかなかったけれど…。Tシャツだのトート・バッグだの作ってくれれば、絶対購入するのに…。

 さて、県立美術館ですが、宍道湖のほとりに建っております。ここは、常設展をやっている2階から、展望台のほうへと出てきたところです。
 ちょっと曇り空なのが残念。

 人気がないことをよいことに、好き放題し始める人たち。

 カバに乗っかってみたり…。

 さらに口の中に入ってみたり…。

 美術館の奥から、外(湖側)に出られるところがあって、そこにもオブジェが置いてあったりします。

 というわけでさっそく兎の背後に忍び寄るウリエル。

 ウリエル『100円いれたら動くかな?』

 無理だってば!

 なんだかわけのわからんオブジェもありますが…。

 後ろのほうに小さな島が見えますが、あれは『嫁が島』です。
 なんか昔、凍った宍道湖を歩いてて溺れた嫁がいたそうで…。詳しい話はわかりません。地元民のくせに知らんとです。

 風が強くて髪が乱れまくりであります。

 ウリーの着ているシャツは、急遽作ったもの。合皮なので、縫いにくくて、普通のミシン針だと目が飛んで面倒でした。押さえがねは、テフロンのを手に入れたのだけれど、それだけでは駄目みたいですね。そこで帰り道に皮・合皮用のミシン針を買ってきました。次は大丈夫かな?

GALLERY