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田舎のイヴェントおこし第二弾は、安来市にある足立美術館と清水寺である。 なんでこの美術館かというと、今月いっぱい有効の無料招待券をもらったもので…。 好きか?と聞かれたら正直、うーん、と腕組んでうなるね。前回のティファニーのほうがまだ好きかな…。 |
この美術館は、日本庭園で有名…、らしい。 もう、駐車場に五台も大型バスとまってたもんで、正直、しまった、と後悔したもんね。 周囲は、これがわしらの旅行服、という感じの爺さまや婆さまで大賑わい。 口々に庭やら絵を褒め称える。 そんなにみんな、日本庭園、好きなのか? |
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ここは、山よりのところにあるので、山を背景にして庭園を造りこんでいる。 せっかく来たのだから、写真を撮るしかないだろう。どうせ他県からやって来た、名前も知らん人たちだ。怪しい写真を撮る奴と思われてもかまうものか。(やけくそ。) |
庭は、美術館の中からしか見られないようになっている。 お庭の中には入れない。 |
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要するに、建物の窓を額縁に見立て、窓の中にある風景は山水画、といった趣向らしい。 横山大観や北大路魯山人、上村松園とかが好きな人にはおすすめ。 掛け軸とか皿とか、いっぱいある。 |
池には高そうな鯉も泳いでいる。 人面魚はおらん。(当たり前。) |
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あんまり好きではない画家とかばっかりなので、紹介もおざなりですまんです。 確かに庭とかもきれいに作ってあるのだけれど、あまりに作りこみすぎた庭って、私は好きじゃないもので。どうせ作りこむなら、枯山水のような庭が好みです。 |
さて、場所を変えて。 清水寺です。 有名な京都の清水さんと関係があるのかどうかは知らん…。 場所は、足立美術館から車で15分くらい、とどっかに書いてあった。 看板を頼りに、ちょっと迷子になりつつ到着。 |
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ここも山よりにある。でもって、駐車場から石段をかなり登らされる…。 ずいぶん長いことここに来たことがなかったので、そのことをうっかり忘れていた…。久しぶりにたくさん歩かされたような気がする…。 |
ここには、三重塔がある。 それも古くてぼろっちぃ。 でも、それが私的には大変好み。 この建物が好きで、ここまで来たような次第。 |
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とっても趣きのある場所である。 200円払うと、土日・祝日は上に上れる、と書いてあった…、にもかかわらず、閉まっていた!(なんでだ!今日は土曜日で、おまけに天気もよい三連休の初日なのに。) 昔来たときには、扉も開いていて、勝手に入れたような気がする。 |
お客は、ぱらーりぱらり…。ちょうどいい按配。 ここは、この塔だけでなく、なぜかお稲荷さんだの弁財天だの、本堂を中心にちょこらちょこらと祠が散らばっている。 廃仏毀釈の時に合祀されたのかな? 全部まわるのはけっこう大変だ。 |
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カイルのかっこうは、この日のために作ったもの。 古寺にやって来たバテレンの少年だ。 |
欄干のところも古色蒼然としていて味がある。 |
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この写真だとよくわからないけれど、ところどころ直したところの木が新しい色をしていて、その継ぎ接ぎ感がまた泣かせる…。 |