和小物であそぼう♪
ある日、リカちゃんたちのもとへ、おばあちゃんから贈り物が届きました。
おばあちゃんからの手紙にはこう書かれてました。
「リカたちへ。お久しぶりだねえ。
しばらく会っていないけど、元気にやっていますか?
先週大掃除をしてたら、変わったものをみつけので、送ります。
おばあちゃんが小さかったころに遊んでいたおもちゃです。
今のおもちゃやさんでは、なかなか売ってないから
リカたちにはめずらしくて、おもしろいかもしれないねえ」
中をあけてみると・・・・。
「わあ、花札だって!きれいな絵がいっぱい描かれてるわ!素敵」
「ねえねえ、それどうやって遊ぶの?トランプとは違うの?」
「わかんない、あとでママにきいてみよう!」
「あれ??これ、マリモ・・?じゃなくて、マリ?いや、手毬(てまり)だわっ。可愛いねっ!」
「ちょっとあなたたち何してるの?楽しそうね♪わたしもまぜて?」(金髪リカちゃん)
「いいよー。おばあちゃんから贈り物が、わたしたちに届いたんだよ。
おばあちゃんが昔遊んでたおもちゃなんだって!」
「これは・・すごろく?」
「すごろくなら、わたしも持ってる!」
「でもこれは、絵が昔らしい感じがするね」
うふふ♪ 箱の中からこんな素敵なものをみつけちゃった。
きれいな鏡に、巾着、それからガマグチのお財布ね♪
わたしに似合うかしら?
「わたしだって!
この金魚の柄の手ぬぐい、かわいいよ♪
手触りもサラサラですごくいいんだから☆」
「こっちのゲタも素敵ね〜。
こんどのお祭りで、どちらを履いていこうかな・・?」
うふふ♪
ふたりが小物に夢中になってるすきに、
おばあちゃんからのお年玉、わたしがぜ〜んひとりじめしちゃうわよっ♪」
「あ、ずる〜〜〜〜い!!!」(二人)
「冗談よ♪これはおもちゃのお金なんだから♪」
「ねえねえ、羽子板もあるよ♪」
「絵がとってもかわいくて、きれいだね」
「これってテニスなの?バドミントンなの?」
「これはー、羽子板っていってるじゃなーい!!!」
みんなで仲良く遊ぼうね♪
おばあちゃん、ありがとう♪
リカたちは、とっても元気で、今日も仲良しです♪