高級ブランドバッグ
やっぱりお嬢様には、高級なものじゃなくっちゃ!!
お小遣いなら、ためてあるから大丈夫よ。
「それじゃ、ブランドバッグ、買ってきま〜〜す!!!」
と、意気込んでお店に来てみたはいいけれど・・・。
高級ショップはドキドキするなぁ。
あ、これこれ!
これなんて、素敵だなぁ・・・
あれれ、でもぉ・・
値段が書いてない!?
どこに書いてるのかなあ?
レジにもって聞いてみよう・・・。
あれ・・?レジはどこ?・・
「ちょっとキミ!」
「え?」
「お会計、まだすませてないよね?!」
ひ〜〜〜〜ん、もしかしてリカ、
ドロボウに間違えられてる?!
「違うんです!値段がわからなくて、レジまでもっていったつもりが・・」
ふう・・。
なんとかわかってもらえたみたい。
でもリカのお小遣いじゃ、
全然足りないみたい・・・。
あーーーぁーー・・
本当の友達なら、見栄をはらず、
やっぱり身の丈にあったものを選ぶべきだったのね。
選びなおしだわ・・
←モドル
「わたしに、ぴったりなプレゼントを選びなおしてね」