b さん> ハウルがレティーにサリマンには真似できないようなやり方で華麗にちょっかいかけてるのを、見かけたら!
梓音さん > やはり君には私のような無骨な男よりハウル殿のような華やかな男が相応しいのかも知れない・・・ですか?
b さん> 僕は、どうせ、彼のように君をスマートに褒めるような技には長けていないし。
梓音さん > 面白い(笑) 馬車から跳ねた水からですら君を守れない・・・とか>bさん
bさん > 落ちてくる雨に濡れる君の肩を抱くので精一杯だよ・・・とか(←十分だ!)
b さん> レティー絶句、赤面。言葉もなし(笑)わー!このレティー見たい(笑)
梓音さん > 愛してるの一言ですらろくに言えない男だよ、私は。呆れるだろう?とか
b さん> でも、君を好きなんだよ    誰よりも。
梓音さん> だんだん告白モードに(笑)「それだけはハウル殿の魔法にだって打ち勝てる自信があるのさ、それだけは忘れないでくれ、レティー」
b さん> 「・・・あなたでも、そんな風になることがあるのね」(もうそろそろレティーを出してやりたい)
梓音 さん> 君の前では王室付き魔法使いもどこにでもいる男のひとりに過ぎない
bさん > 「笑ってるんだろう?大の男が・・・」(拗ね拗ね)
bさん > 「あなたは、どこにでもいる男のひとり、なんかじゃないわ。・・・・少なくとも、私にとってはね」
梓音さん > 「レティー・・・」
bさん > 「だから・・・・そんな顔は私以外の人には見せないで」(レティーに心が動いてきた 笑)
梓音さん> 「見せないよ。見せるわけがない・・・こんな気持ちになるのは君の前だけなのだから」
梓音さん > 「好きだよ、レティー。月並みな言葉だけど好きだ・・・」
bさん > 「・・・・あなたが、口説き文句のひとつも言えない、なんて私絶対に信じないからね」
b さん> レティーは、真剣な瞳で自分を見下ろす大きな男の前で、ちょいと爪先立ちをすると、両頬を抱えて引き寄せました。
bさん > 「知っているわ。ベン」
梓音さん> 「君を好きなことを?」
梓音さん> 「ええ」
梓音さん> 「君の前で必死に知恵を絞る私を」
梓音さん > 「ええ、ぜんぶ。全部知ってるわ」
梓音さん > 「私が好きになったのは跳ねた水も払ってあげられない朴念仁」
bさん > 「生真面目で、お人好しで、頼まれごとは断れなくて」
b さん> 「・・・・・・・やっぱり、君は僕をからかっているんだろう?」
bさん > 「ううん。だから、私、そんなあなたが大好きなの」
b さん> 「・・・・・・・」(盛大に溜息)
梓音さん > 「信じられないの、ベン?」
梓音さん> 「・・・・」
梓音さん > レティーは目の前のがっしりとした男を再度見上げます。彼は途方にくれたように見つめ返しました。不安と喜びを入り混じらせた表情で。
梓音さん > 「ベン?」
梓音さん > 「からかっていないのなら君は頷いてくれるだろうか・・・」
梓音さん > 苦しいほどの沈黙のあと呟くようにサリマンはようやく口を開き、ローブの内側から取り出した箱を彼女の前に翳しましました。
梓音さん > 「これ・・・」
梓音さん > 「今日のような思いを二度としないために、受け取ってくれないか、レティー」


えっ!?これってプロポーズじゃ・・・!!!!(笑)きゅん!