ええとですね。冷静に考えて、管理人馬鹿ですか?ってカンジです><
嫌悪感を抱く方もいると思いますし、苦手な方、私まだまだ知らなくていいの!という方は
どうかスクロールせずに4へ飛んでください→And the sweethearts −4−
苦情は受け付けません!卑怯ですが
自己責任
でお読みくださいね?あ、もちろん、「生ぬるいんだよ!」的なコメントもいりません。
管理人、文章力のなさはよーくわかってますからね?OK!という方のみスクロールしてください。
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And the sweethearts ― 3 ―
ずるい!こんなキス!待って・・・!ハウルっ!!
そう訴えたいのに、ハウルの口付けは言葉ごと飲み込む。
先程までの・・・存在を確かめるようなどこか甘いキスとは異なる・・・貪るような激しさ。その先に待つ行為を思うと、どうしてもソフィーは震えてしまう。
ソフィーは反射的にハウルの胸元を両手で押す。
苦しくて切なくて、角度を変えて繰り返される口付けに、今まで知らなかった甘さと身体を突き抜ける強い刺激に震える。
ハウルはソフィーの両手を捕らえ左右に押し広げると、組み敷くように自分の身体で押さえつける。
まだ、たりないよ。ソフィー・・・!
瑞々しい唇のふくらみを舌で辿り、逃げるソフィーの上唇を優しく噛み捕らえる。
僕以外のことなんて考えなきゃいいのに。
そう言ってやりたいが、自分のコントロールもままならない。少しの間も唇をソフィーから離せず、
心の中もまったく穏やかになれないで、頭の中でソフィーの名を何度も呼んで身を焦がす。
あかがね色の髪に絡めていた左手を滑らせ、うなじに触れる。
その指先に魔力が込められているかのように、ソフィーの神経はその指を追いかけ反応する。
首筋から鎖骨にかけて指先が滑ると、しばし離れた唇から声が漏れる。
「あっ・・・」
自分でも驚くようなその声に、ソフィーは必死に口を閉ざす。
その声が・・・聞きたかったんだ。
ハウルの耳に届いたその甘やかな響きは体中を支配して行く。
その間もハウルはソフィーの唇の中に侵食して、そこから溢れた糸を辿るように唇を這わせる。
喉元を移動するハウルの唇が触れた場所から、身体の奥深く・・・芯の部分に火が灯る。
肌を滑らせていたハウルの指先がソフィーの寝間着のボタンを外しだし、ヒヤリとした夜の空気を不意に感じて
ソフィーは身体を強張らせる。
「・・・ハウ・・・はずかし・・」
両手で、器用に動くハウルの指先を掴むと、涙目で呟く。
そんな仕草がますますハウルを追い込むなんて気づかずに。
「どうして?・・・ソフィー・・・可愛いのに。」
掠れた声で囁き、ハウルは右手でその華奢な両手を掴むと、そっと口付ける。
そして左手で最後のボタンを外すと、何も遮るもののなくなった胸に顔を埋める。
温かくて・・・柔らかくて・・・そして愛しい。
僕の心臓と、ソフィーの心臓・・・どっちが激しく高鳴ってる?
窓から入りこむ月明かりがソフィーの白い肌を照らし、昨晩ソフィーの胸元に施した刻印を浮かび上がらせる。
それはひどく艶かしく扇情的でハウルを急かせる。
もっともっと、僕を刻み込まなくちゃ。もう、・・・僕だけのものだよ?
早く、僕のこの熱をどうにかして・・・!?
ハウルは同じ場所に口付け強く吸い上げると、震える蕾に舌を這わす。
「んっっ・・・・!!」
胸を包み込むような手の動きも、先端を弾く指先もソフィーにとっては初めての事で・・・。
ただそこから送られる、身体を突き抜けるような甘い痛みに翻弄される。
身体が勝手に跳ね、爪先が丸まる。
恥ずかしさと次々に押し寄せる痺れる感覚に固く瞳を閉じ、漏れそうになる声を堪える。
いつの間にか、寝間着は剥ぎ取られ慈しむようなハウルの手の動きと、体中に落とされる口付けに酔わされる。
吐く息が熱くなり、中心部が溶け出すような・・・身を捩りたいような疼きに支配されだすと、ハウルの指先が溢れ出した中心に触れ、探るように中へ入り込む。
小さな痛みが走りソフィーは固く閉じていた瞳を開き、ハウルを見つめる。
「ハゥ・・・・っ・・・」
「・・・ソフィー・・・・・・・・怖い?」
指の動きを止め溢れた涙を唇ですくい、ソフィーを見つめる。
ソフィーの不安そうな瞳は涙で揺れている。怖い!と訴えるその瞳すら愛しくて、ハウルは堪らない気持ちになる。
最中にこんなに愛しさがこみ上げたことなどなく、ハウルにとっても初めての経験で心臓が暴れて苦しい。
「僕も・・・怖い。あんたに拒絶されたら・・・生きていけない。」
ずるいとわかっていても、懇願してしまう。
お願いだから受け入れて。痛みを僕のために耐えて。愛しているから。
指先が濡れた中心部で遠慮がちに動き出すと、次第に痛み以外の別のものが生まれソフィーを支配する。
それは未知の扉に足を踏み入れた反応。ソフィーは自分の感情すら溶け出すような感覚に、不安になる。
自分の思い通りにならない身体の反応は、ソフィーにとって恐ろしいことのような気がしたから。
心の中で呪文のようにハウルの名を唱える。怖さで震えているのか、快感で震えているのかもうわからない。
やめて欲しいような、続けて欲しいような。脳内が熱で浮かされたように思考がまとまらない。
恥ずかしさも愛しさも怖さも甘さもすべて一気に押し寄せて、涙がこみ上げる。
そんなソフィーの反応に、否応なしに嗜虐的な気持ちになり指先に力がこもる。
「あぁっ・・いゃっ・・」
耐え切れず零れる嬌声が甘い香りと水音に共鳴する。
もう、限界。
指に吸い付くようなその場所に・・・誰も受け入れたことのないその場所に、自身を宛がう。
「ソフィー・・・受け入れて」
「・・・!!!!」
ソフィーは腰を引き逃げようとするが、ハウルの腕に捕らえられる。
「ごめん、ソフィー。も・・・一つになりたい」
謝って欲しいわけでも、一つになりたくないわけでもない。それでも生理的に身体は怖がる。
悲鳴を飲み込むために口付け、ハウルはソフィーの中に入り込む。
「!」
飲み込まれた悲鳴は、ハウルの脳裏に罪悪感を覚えさせるが、もうやめてやることはできそうにない。
しっかり受け入れる準備の出来ていたはずのその場所は、それでもキツク締め付ける。
「・・・っ」
ソフィーはイヤイヤと首を横に振り、異物感に困惑する。痛みなのか、怖さなのか。それでも溶け出す感覚はなんなのかわからずに・・・・。
「ソフィー僕を感じて」
止まっていても痛みは治まらないので、ハウルは一気に奥まで進みソフィーを抱きしめる。
「っっっ!!!」
ソフィーは引き裂かれるような痛みにハウルの腕を掴み、涙を流す。
突き抜ける刺激に体中が強張り、息を止める。ハウルも自身が締め付けられ、同じように息を詰める。
短く息を吐くと、繋がった喜びが胸に広がる。
今まで感じたことのない・・・この苦しさはなんだ?
「ソフィー・・・もう僕だけのものだよ」
その言葉は一生縛り付けることを願う呪いの言葉。
誰にも渡せないと・・・一つになってあらたに感じる独占欲。
「愛してるよ」
その一言で、ソフィーは不思議と安堵が込み上げ、そっと息を吐く。
ほんの一瞬・・・・痛みも怖さも全部飲み込んで。
重なる互いの体温は心地よく、ソフィーは愛しさに支配され思いを告げなければいけない気がして、ハウルを見つめると恥ずかしそうに囁く。
「・・・大好きよ?」
言葉にすると圧倒的な幸福感でいっぱいになる。
ソフィーの声が繋がった部分から静かな波動となって伝わり、胸を掻きむしる。
可愛らしく微笑むソフィーの潤む瞳に、切羽詰ったようなハウルの碧眼が煌く。
「・・・優しくしてあげられそうにない・・・ソフィー、動くよ」
ハウルの背中に回された、ソフィーの指に力がこもり小さく頷く。
再び痛みに支配され、我慢するのも忘れ声があがる。動きに合わせ痛みが走るが、ハウルの「ソフィー」と名を呼ぶ声と
やがてこみ上げるめまいを伴う刺激に嬌声に変わる。
ハウルが苦しそうに顔を歪めるのを・・・・意識を手放す直前に見た気がして、ソフィーは愛しさを感じながら・・・目を閉じた。
涙の痕の残るソフィーの頬に口付け、寝息をたてる身体を抱き上げると、ハウルは甘く、優しく囁く。
「ソフィー、ごめんね?」
胸の奥でふつふつと湧き上がる愛しさに、ハウルは苦笑する。
こんなにあんたが大切で、愛しいなんて!
月明かりに浮かび上がるソフィーを宝物のようにそっと抱きしめ、ハウルは共にベットに横たわる。
ソフィーの身体の感触に酔いながら、肌触りよいベッドカバーに包まれる。
「僕の願いを叶えてくれて、ありがとう」
あかがね色の髪に口付け、ベットカバーに微笑む。
ちゃんと、最初の呪いも覚えてたんだね。
『これが出来上がるころには・・・・?』一緒に眠ろう・・・。
ソフィーと朝が迎えられる歓び。たとえあんたが恥ずかしがっても・・・もう揺るがない真実。
逃がしてなんてやらない。この腕の中が、あんたの眠る場所。
4へ続く