哲さんの漫画にssをつけると約束・・・(くっ!)
エロハウルですから・・・・撃沈!哲さんに捧ぐ!
苦手な方はお戻りくださいね!いや、全然たいしたことないですよ!
でも一応理想を崩されたくない方は読まないでね?
元ネタ哲さんの漫画はこちら→




アクマデお風呂?





「もう、ハウルったらそんな冗談言ってる暇があるんなら、掃除の手伝いでもしてちょうだい!」
ソフィーは顔を真っ赤にして、ぷいっとそっぽを向く。
「酷いよ!ソフィー、僕はいたって真剣さ!今日はみんな出掛けていないんだよ?こんなチャンスはないじゃないか!」
必死に訴えるさまは、とても27歳とは思えない。
「私は忙しいのよ?それにカルシファーも出掛けちゃってるのにお湯は使えないじゃない!?」
ちらりと暖炉を見やり、ソフィーは内心ほっとする。
「ああなんたる絶望!」
椅子にどさっと座り込みどろどろを出してやる!とばかりにハウルは頭を抱える。
「私はお風呂の掃除をしてきます!もう、ハウルなんて知らない!」
ソフィーはバケツとデッキブラシを持って階段を上って行く。
「・・・・僕は諦めが悪いんだよ、ソフィー?こんなチャンス滅多にないんだからね」
ソフィーの背中を見つめて、密かにハウルは微笑んだ。




「どうしてハウルは、あんなことばかりいうのかしら!」
恋人になりたてのソフィーにとって、キスだけでも心臓が飛び出しそうなほどどきどきするというのに、
お風呂に一緒に入るなんてとてもじゃないが心臓が持ちそうにない。
老婆だった頃、裸のハウルを浴槽まで運んだ時も『私はお婆ちゃん!』と必死にいい聞かせてどきどきを押さえた。
「それに、キスだって・・・マルクルやおばあちゃんにするキスとは違うのに・・・」
ソフィーはバケツの中に浸した雑巾を掬い、両手で固く絞ると呪いのこびりついた棚を拭く。
棚の上にはソフィーの判らない呪いの包みや箱、瓶が所狭しと並んでいる。
一度呪いをめちゃくちゃにしてしまってからは、慎重に掃除するようになったが・・・
「ハウルはどうして、何もしなくても美しいって、わからないのかしら?」
むせ返るような香水の香りにソフィーは頭がくらくらする。
そっと小箱を持ち上げて、順番に拭いていると突然ドアが開きハウルが爽やかな声を響かせる。
「ソフィー!僕も手伝うよ!」
「えっ!?あ!」
背伸びをして小箱を押さえていたソフィーはハウルの声に驚き、バランスを崩す。
「ソフィー!」
ハウルは慌ててソフィーを抱きとめるが、小箱が2人の上に落ちてきて、不思議な香りがする粉がかかってしまう。
「ハウル・・・!ありがとう・・・ああ、でもこんなに粉が・・・」
色は白っぽいが香りが強い。
「これ、何の呪い?」
ソフィーがケホケホとむせながらハウルについた粉を払い落とす。
「大変だ!ソフィー!すぐに洗い落とさなくちゃ!これはリラックスさせる呪い粉さ!君も僕もここで眠ってしまうよ?」
ハウルは小箱を拾い上げソフィーに空になった箱を見せる。
「ええ!?ダメよ!こんなに散らかしちゃったのに!眠ってなんていられないわ!早く洗い流さなくちゃ!」
ソフィーが慌ててカランを捻ると。ハウルは大きな声で階下に声をかける。
「カルシファー!お湯を頼む!僕もソフィーも呪い被っちゃったんだ!!」
「ええっ?カルシファー帰ってきたの?」
ソフィーが驚いてハウルを見つめると、勢いよくお湯がシャワーから降りかかる。
「うん、僕が呼び戻したんだ。きっとお湯が必要になるだろうって思ってね?」
青い瞳をきらきらと輝かせて、ハウルは極上の微笑を浮かべる。
「え!う・・・じゃあ・・・」
シャワーのお湯が2人の頭上から容赦なく叩きつけ、ハウルもソフィーもびしょ濡れになる。
ワンピースが張り付いて、身体のラインが浮かびあがり、ハウルは嬉しそうにソフィーに近づく。
「ソフィー。これでお風呂に入らなくちゃいけなくなったね?」
ハウルは後ずさりするソフィーをバスタブに追い詰め、浴槽のカランもひねる。
「じゃあ、これは呪いじゃないの?」
ソフィーは洗い流されていく粉を見つめ、困惑した顔でハウルを見上げる。
「んー、リラックスするのは本当だよ?入浴剤だもん、コレ。ああ、バスタブにも入ったから丁度良いね?
これで恥ずかしくないでしょ?ソフィー。」
浴槽に乳白色のお湯が溜まり、ソフィーはきっとハウルを睨み付ける。
「ズルイ!わざとやったのね!?」
「とんでもないよ!落としたのはソフィーじゃないか!ああ、でも・・・きっかけをくれたことに感謝してるよ。」
ハウルはソフィーを抱きすくめ、可愛くないことを言う唇を塞いでしまう。
「んんんっっ!」
ソフィーは必死に抵抗するが、ハウルは濡れて張り付くワンピースのボタンを器用に外しだす。
「大丈夫、お風呂に入るだけだから。ね?ソフィー」
頬にキスを落とし、邪な考えなど少しも持っていません!とばかりにハウルは微笑む。
「・・・・本当?」
ソフィーは懇願するような表情で、胸元を押さえる。
「本当!」
ハウルは再び唇を塞ぐと、ソフィーの腕を解く。下着姿のまま抱え込み、乳白色の湯の張られたバスタブに
そのまま2人で入り身体を沈める。
「ね?これなら恥ずかしくないでしょ?」
ソフィーの瞳を覗き込み、耳を甘噛みして囁く。
ソフィーは真っ赤になって口元まで湯に浸かり、恨めしそうに洋服のままのハウルを見つめる。
「・・・悪魔・・・!」
ソフィーが呟くと、悪魔はにっこり笑ってそのカワイイ唇をなぞる。
「かわいい僕の仔羊ちゃん。悪魔に何を捧げてくれる気だい?」
「!!!」
ソフィーは悪魔の一言に絶句して、くるりと背を向ける。
肩が震えて、ハウルを誘う。


かわいいソフィー・・・お風呂に入るだけって約束だけど・・・・我慢できなかったらごめんね?





        end






こ・これが精一杯でした;;エロですよね!ね?生ぬるい?うえーん><ごめんなさい!
哲さん、要さん、茶会参加者の皆さん、後は頼んだ!ぱたり;