「And the sweethearts」
ハウルはベットから飛び降りると、扉を開ける。
そこには寝間着の上に薄いショールを羽織ったソフィーが、枕を抱え真っ赤になって立っていた。
ハウルの心臓がどくんと跳ねる。
ソフィーのあかがね色の髪が、俯き加減のソフィーを包むように広がる。
「ど・・・どうしたんだい?ソフィー、怖い夢でも見たの?」
ハウルは自分が夢を見ているような気持ちでソフィーを見つめてしまう。
ソフィーは枕越しに上目遣いでハウルを見つめると、消え入りそうな声でそっと囁く。
「・・・一緒に眠ってもいい?」
そう言って、ソフィーはそっとハウルの胸に頭を預けた。
ソフィーが!ソフィーがカワイイ!!!!!!