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「謙遜と感謝の祈りを」
私の祈りが 御前への香として
手を上げる祈りが 夕べのささげ物として
立ち上(のぼ)りますように。
(旧約聖書 詩篇 141:2)
![]() ![]() 『私の祈りが 御前への香として 手を上げる祈りが 夕べのささげ物として 立ち上りますように。』(詩篇 141:2 )と詩篇の記者は歌いました。 また、香りは祈りだけではなく、神様の御前における敬虔な生涯、いつも神様の臨在の中に生きる、きよい生涯をも教えています。 その姿は、イエス様の生涯を見ると分かります。 22:39 それからイエスは出て行き、いつものようにオリーブ山に行かれた。弟子たちもイエスに従った。 22:40 いつもの場所に来ると、イエスは彼らに、「誘惑に陥らないように祈っていなさい」と言われた。 (ルカの福音書22:39−40) 「いつものように、いつもの場所に」これがイエス様の、敬虔と、きよい生涯のお姿です。 ![]() 「乳香の香りは、森林を彷彿させるような爽やかで清涼感のある香りで、不安を和らげ、前向きな気持ちにするような効果がある」と言われています。 ところで、コリント人への手紙第二2:14に「しかし、神に感謝します。神はいつでも、私たちをキリストによる凱旋の行列に加え、私たちを通してキリストを知る知識の香りを、いたるところで放ってくださいます。」と記しています。 キリストを知る知識とは、 |
イエス様ご自身を知ることであり、それは言うまでもなく、イエス様の十字架と復活を信じる信仰のことです。 「キリストを知る知識の香り」とは、 イエス様を信じる私たちが「いつものように、いつもの場所」で祈り、イエス様との交わりの中で、福音の香りを放つことが出来る者とされていくのです。 ![]() 同じコリント人への手紙第二2:15に「私たちは、救われる人々の中でも、滅びる人々の中でも、神に献げられた芳しいキリストの香りなのです。」 イエス様の十字架と復活の信仰をしっかりと握りしめ身につけ、困難の中にあっても、謙遜と感謝を持って主に従う者を、神様は必ず勝利へと導いて下り「私たちをキリストによる凱旋の行列に加えるのです。」 ![]() けれども、気をつけなければならないこともあります。それは、新聞・雑誌・テレビ・ラジオだけではなく、スマートホンなど、手軽なものから様々な情報が簡単に手に入る時代になっています。 あの手この手で、魅力的なものへと引きずり込み、十字架と復活のイエス様を見えなくしてしまい、良い香りではなく、悪臭を放つものに引きずり込もうとサタンは企んでいるのです。 でも大丈夫です。復活されたイエス様は、助け主なる聖霊様をお遣わしになり、私たちの、弱さの中に働いてくださるのです。 ![]() イエス様が、そうなさっておられたように、私も日々祈りの香を主の前に献げつつ、良い香りを放つ者としていただけるように、謙遜と感謝を持って主に従う者でありたいと願います。 |