加藤望先生プロフィール:
  1959年東京都三鷹市のホーリネス教会牧師家庭に生まれる。高校卒業後、日本ホーリネス教団東京聖書学院に入学。卒業後、開拓伝道に一年間従事。1983年、聖書学院姉妹校・米国カリフォルニア州アズサ太平洋大学に留学。日系人教会牧師補佐をしながら、1988年、同校神学大学院で神学修士 M.Div.を取得。1990年から97年にかけクレアモント大学院大学宗教学部博士課程で旧約聖書神学と解釈学を専攻。96年から97年にかけてアズサ太平洋大学宗教学部および大学院神学部で非常勤講師を務める。
  1999年、博士論文を残し、母子感染型B型肝硬変のため帰国。東京の病院で食道静脈瘤結束術と脾臓摘出手術を受け健康を取り戻す。2000年4月にホーリネス教団 IGL 広島福音教会に任命を受けるも、2001年秋に肝臓ガンが見つかり入退院を繰り返す。2002年2月、移植手術を勧められ、同年7月米国テキサス州ダラスにあるベイラー大学医療センターに入院。多くの方々の祈りと募金の支援をいただき、9月28日脳死肝移植手術を受け、第二の人生を与えられ現在に至る。
  一女一男の父。子どもたちは米国生まれで二つの国籍。日本語よりも英語が得意。妻の久美子は生まれながらの聾者であったが、20歳のときに主の憐れみによって聴力を回復。
  家では日本語・英語・日本手話が飛び交う、正に異文化家庭である。