イエス・キリスト

  私たちは、三位一体の第二位格であるイエス・キリストを信じる。彼は永遠より父と一つであり、聖霊によって受肉し、処女マリアより生まれ、それゆえ神性と人性との完全無欠な二つの性質を一つの人格に持つお方、すなわち真の神であり、真の人である。
  私たちは、イエス・キリストが私たちのすべての罪のために死に、まことに死人の中からよみがえり、再び完全な人性に属するすべてのものを備えた肉体をとり、そのまま天に昇り、そこにおいて私たちのためにとりなしておられることを信じる。

  〈注〉イエス・キリストという一人格には、神性と人性との二つの性質がある。このキリストの両性は、カルケドン信条(451年)で決められたように、「混淆せず、変化せず、分割せず、分離せず」両性において信じ、告白されなければならない。 キリストは、永遠より父から生まれ、 父と一つであり、父と共におられるお方である。