コウノトリと共生する水田づくり *河谷営農組合*
水稲育苗(平成18年)  その4
苗代の様子
発芽開始            平成18年5月3日(晴)    旧暦 4月6日 

 播種(4月22日)から11日経過

 「みどりの日」に苗代に広げてから4日目。
 慣行の発芽処理(加温)をしない自然の発芽だ。
 日数がかかるが、健康な苗に成長する。
 
 
 ←写真は約2倍拡大
 

芽が出そろってきた。     平成18年5月5日(晴)     
  
  芽が出そろってきた。
  慣行の加温発芽と違い、太陽の下で発芽しているので最初から若葉色している。
  まさに健康的な苗になる。


元気に成長     平成18年5月8日(晴)

覆土が漂流      平成18年5月8日

  潅水時に覆土の一部が浮き上がって風で漂流し、漂着して堆積したもの。

  ミミズ、虫など小動物の仕業かと思ったが、その痕跡はない。
  盛り上がって堆積している部分を手でならして処置した。

  今年使用した有機の育苗培土は、カビ発生による水の透過が悪くなること(播種時の潅水で苗箱が
  プール状態になり、播種した種子が流される)と、この、屋外のプール育苗で覆土が浮き上がり漂流
  することが問題点としてあり、改良が望まれる。
 
芽が出そい、適当に伸びて来たので、潅水を常時苗箱の上面まで水を張ることにした。   5月11日
プール育苗は水管理が楽。排水口の堰板を調整し、常時オーバーフローするように補給水を入れいる。

 順調に生育しており、草丈65〜90mm        5月14日