新潟・豊栄地方の方言集

このホームページでは、すこ〜し方言を使っています

意味が判りにくいと思いますので、このページで解説・通訳させて頂きます

尚、新潟・豊栄・新発田など 地方によってはニュアンスが違う場合がありますのでご了承下さい


方言                   標準語

あ行
あっすけ あるから
あだける 暴れ騒ぐ
あったけ 暖かい
あっちぇ 熱い、暑い
あーつぇ 厚い
あわぼこ
あったこ 暖かく
あんま あんまり
おもさま 思いっきり
あいさ あいだ
いさけ 喧嘩
えなだく いただく、貰う
えたわし もったいない
いじくされ いじわる
いっぺこと 沢山
いっち 最も
あえぶ あゆむ、一緒に行く
いすぐ ゆすぐ
えさぶる 揺する
あちさん よその人
うんめ おいしい
えんでくれ・あんでくれ・あべ 一緒に来て
おっかね 怖い
おもっしぇ 面白い
おっきゃん 大きい
おんなし 同じ
か行
かんべ 堪忍
きっつぇ つらい、きつい、強い、
くろむ 包む
くちべら
くっちぇ 満腹
ごろばす 転がす
こんだ 今度
こう 買う
ケナリがる うらやましがる
げっぽ びり
こくる 体をこくる・「こすって取る」 類似にこうげるがある。はりこうげる・「げん骨で頭をこするように打つ」
がす ごみ
がきになる むきになる
こしょてます 作ってます
さ行
さーべ 寒い
しっぱね 下駄の泥が裾にかかる
しょっかれ 塩辛い
じょーさもね たやすい
しょーね しょうがない
しならっこい しなやかにたわむ
すぶ 方法
すわぶる しゃぶる
すっぺ 酸っぱい
そのガンくんなせぇや そのものを下さい「物」を意味する。おもに下越地方に分布する。
ずる・ずった 動く
しょうし はずかしい
しかも かなり
そーいんてば そうなんだ
そーけ そうかい
ふるっしぇ 古い
た行
たんだ たった
ちーとばか ほんの少し
とっくりかえる ひっくりかえる
だめら 駄目だ
とずく 届く
だーすけ だから
とーけ 遠い
ちもん 着物
ちょす いじる
とぼる 消える・ただし、それ自体が徐々に減っていって、燃え尽きてしまう場合に用いられる。
な行
なろ 習う
なきべそ 泣き虫
ねぶたい 寝むたい
ぬがる 雪道や泥で足をとられる
のぐ 脱ぐ
ながまる 長々と体を伸ばして横になる
なまら すごく (ちなみに「なんまら」となると)「ものすごく」になる
なじ・なじらね どう?・どうですか?
のめしこき なまけもの・他に・長野・福島・山形などにも分布している。
は行
はっこい 冷たい
はったく たたく
はよ 早く
ぶう おんぶする
ほんに ほんとに
ほげなげる 放り投げる
ほきだす 吐き出す
ひんで ひどい
ひく 敷く
べったらけ 平べったい
へんべ 煎餅
ほいで それで
ぼう 追う
ばらこくたい ちらかっている
ぶちゃる・べちゃる すてる
ふっとつ 沢山
ぶわ 魚の事 幼児期に使う
ま行
みずあぶり みずあび
まちごた 間違えた
まっと もっと
まら まだ
まずまず・まずな じゃあな
や行
やーせてがに 安いのに
やわらっけ やわらかい
やかむ 羨む
やっぱ やはり
よむ 熟す
やでも やでもか やりむり どうしても
ら行
ろうれも どうしても、どうでも
わ行
わーけしょ 若い人
ん行
んま すぐに (信濃川下流流域に分布)
んま 美味しいもの 幼児期に使う言葉