6月21日
ひだ池 天気:雨のち曇り 風:微風
釣り時間:AM6:15-PM3:00 釣果:46枚
内 容  生憎の空模様(これぞ梅雨空)の中、ひら池で釣行。今回は、中川ヘラ研の例会で5時ごろ現地に到着。同行者は向井さん、岩田さんともっくん。現地でまっちゃんや二村くんと合流し総勢15名での月例会となる。
 釣座は旧桟橋の内向き。管理人は奥から4人目。(一番奥がまっちゃんで、次ぎが向井さん)手前ヘッチンには二村くんが入り、3人目にもっくんが入っている。(少し)大きくを意識したエサ。
 もっくん&二村くんは底釣り。管理人・向井さん、まっちゃんはチョーチン両ダンゴで始めることにする。
 6時15分スタート。一投目からウキにサワリがあり二投目にアタリが出る。これはカラツンとなったが「ヘラにやる気があるな!!」と内心ガッツポーズする。実は、前回の経験(5/30)で、まだまだ自分の釣りが”沢山釣る”ってモードになっておらず、今回は釣果目標を40kgに設定していた。で、この目標に向け”やる気”のあるヘラが必要条件であり、まずは第一条件をクリアできたことに対する思いがガッツポーズとなったのだ。
 し、しかし、ウキの動きが爆釣を期待できるような動きになっていかない。(ウキは動くが動くだけでバンバン釣れる感じにならない。上から追って追っての早いアタリで食ってくれない)
 カラツン、スレが目立つのでエサをヤワネバ方向へ持っていく。持っていくと、今度は、馴染み途中のサワリが減りウキが水没してしまう。さらに縦サソイを入れてもアタリに繋がってくれない。
 出だしの一時間は、全体的にスローなスタートとなる。天気の影響か底釣りも思ったほど釣れず苦戦しているとのことだった。こんな中、奥ヘッチンのまっちゃんが頭一つ抜ける感じで釣っている。「まっちゃんが釣れてるってことは、ボソッ気の強い小エサだな!?」と、エサにボソを加えてみる。が、エサが開き過ぎるとアタリが出るまで持ってくれないし、持たせ過ぎるとウキが水没し、アタってもカラツンにしかならない…
 何故(思うように)釣れないのか!?理由は判っている。←断定的だが、少なくとも1つの理由は断定できる
  毎年、春先から初夏にかけての時期になると”イカリ虫”が発生(厳密には、寒い時期は活動が鈍っているだけ)し、このイカリ虫の影響で食いが悪くなっている。自分の腕が悪いのは認めるものの、このイカリ虫の影響は腕でカバーできるのみでなく池側で消毒をしてもらわないことには対処のしようがないのだ。(5月にも消毒し、この消毒のおかげでヘラの活性が上がっていた)
 この日釣れてくるヘラの魚体を観ると、あちらこちらに赤い斑点(ここにイカリ虫が食い込んでいる)があり痛々しい。
 池全体で食いが落ちてはいる。が、個体差で割りと元気(やる気)のあるヘラは居る。なので、この少しでも元気のいいヘラを寄せて釣っていくのが得策となる。では、具体的にどうしたらいいのか?スリムだが引きは抜群でした。
 答えは簡単!いつものご如く人より多くのエサを入れて、自分のウキ下にいっぱいヘラを寄せる(=元気印のヘラも寄る)!!つまりいつものと変わらないことをやるだけである。高活性時は、あまりおおきなエサを打たずとも、小さく柔らかい食いやすいエサを
打ったも十分釣れる。しかし、元気印が少ない状態だと小エサでは、元気印を寄せきれない(寄せ負けしてしまう)。なので、やはりこの状態であれば大量のエサを投入する必要となる!
 で、大きめエサを意識しつつ、水没しても縦サソイを多用することなく早めにエサ切りし次ぎのエサを打っていく。
 この日のタッチは、基本ヤワネバだが、ほんの少しだけボソッ気を出しヘラに反応させる。調整としては、元エサに手水とGTSをふりかける。※タナまで持たないようなタッチにするが、粘麩のおかげでちゃんとタナまで持ってくれる
 アタリの取り方としては、落下途中でサワリを出させつつ水没するまでの間のアタリを取る一方通行の釣り方で、時間の経過とともに上からのサワリが減ってきたので、ハリスを伸ばして対応(55×70→65×80cm)する。
 10時25分昼休憩。前半は伊神さんが頭一つリードし、それを向井さん継いでまっちゃんが追う展開。しかし、まっちゃんが失速し変わりに管理人が三番手で追っかけようか!?って感じだった。
 で、弁当を食べながら情報を収集。手前で底釣りしているもっくん&二村くんは思ったほど釣れず、もっくんは13尺の両ダンゴへ変更。ハリス段差を20cm(65×80→60×80cm)に広げて釣れる様になったとのこと。それならと後半はハリス段差を広げることにする。
 10時55分後半戦スタート。
 天気は雨が降ったり止んだりながらじょじょに降らない時間が長くなる(回復傾向にある)感じで、時折陽も射しだす。アタリ出しに少し時間がかかったものの、少しづつアタリが増えポツリポツリと釣れだしてくる。午前に比べ元気印のヘラの割合が増えたのか、ウキが入り辛くなる。
 下バリは今まで同様に大きいエサ。上には、手揉みしたヤワネバのエサを一回り小さくつけ、寄せの効果を持続しつつ食わせる方向のの調整も加え、はしゃぎ過ぎを制御する。使用したウキ。
 13時30分。完全に雨が上がる。陽射しも出て(ヘラの)タナが下がったのか、さらにウキの動きが活発になり、ハリスを詰めて(60×80cm→50×65cm)対応する。(よく動く割に釣れるペースは上がらないが…)
 14時30分。ラスト30分となったがエサが納竿時間まで持たない…カサを増すため多めの手水とGTSを足し、PB−HERAで粘り&硬さ調整する。が、GTSでカサ増ししたため、エサの開きが早く(ヘラに)塊を食わせることが出来ず一枚も追加することなく終了となる。
 帰りの道中「粘麩とか浅ダナ一本で調整したらよかったのに!」と言われ「そうじゃん、粘りの強い麩を足せばよかったんだ!?」なんだかんだ言って聴牌ってたんだ。冷静にならんとダメだなぁと反省。

                    

仕掛け 竿:11尺
道糸:ダン「へら名人イエロー」1・0号
ハリス:ダン「詳」0・5号。
55×70→65×80→60×80→50×65cm
ハリ:上下バラサ6号
ウキ:あざみ「宙 forSolid」16号 ソリッドムク




バラケ クワセ
粘麩・・・・・・・・・・・・・1カップ
水・・・・・・・・・・・・・・2カップ
凄麩・・・・・・・・・・・・・1カップ
特S・・・・・・・・・・・・・1カップ
GTS・・・・・・・・・・・・1カップ
BBフラッシュ・・・・・・・・1カップ
※手水とPB−HERA、GTS、スーパーDで調整







6月28日
ひだ池 天気:晴れ 風:強風
釣り時間:AM6:20-PM4:00 釣果:34枚
内 容  梅雨の合間の”いい天気”になるって天気予報の中、中京BIGの例会に参加すべくもっくんの車に向井さん二村くんと便乗し佐屋川西の森へ!やっと届きました。中京BIG25周年記念クッション!
 朝一は雲が多く「本当に晴れるの?」って少しだけ不安になったものの釣り座抽選しすぐに釣り座に向かう。
 管理人の釣座は、手前から二人目。ヘチ2地獄にならないよう注意しつつ準備にかかる。手前ヘチには竹田さんが入りコブセットをやるとのことだったので、釣りが被らないよう13尺の両ダンゴでスタートすることにする。
 中央付近に向井さんともっくんが並んで入り、奥ヘッチンには二村くんが入っている。朝一両ダンゴで使用したウキ。
 6時15分釣り開始。風は強いものの後ろから(時折横から)なのでなんとかエサ打ちは可能。ただ風による流れがあるためエサが流され、なかなかヘラが寄せられない。たまに出る動きも弱弱しく多分ジャミだろう。周りを見ても同じような状況なので「焦らずヘラを寄せよう」とエサ打ちを続ける。
 開始から30分。ぽちぽちと竿が立ちだす。手前の釣座では、ヘッチンの竹田がスローペースながらコンスタントに釣っている。
「ひとボウル打ったらセットに変更だな!?」と思いつつエサを打つ。すこしづつメリハリのある動きが出だし合わせる回数が増える。
 開きのいいエサをテンポよく打つ。上からサワリが出た時点でヤワネバのエサを落とし込みで入れる。で、やっと第一号が釣れてくれた!開始から一時間が経過していて「両ダンゴの地合いではないな」ってことを実感。その後も一枚追加したが8時にエサが切れ予定(?)どおりセット釣りに変更する。
 コブか固形か迷ったが、イマイチコブセットに自信が持てないため固形セットを選択する。
 タナを40cmにセットし8時30分にエサ打ちを再開。開きのいいバラケをテンポよく打っていく。トップが一節水面に出るまで馴染みワンテンポおいてスパッと消し込み(痛恨の)ハリス切れ!最後にコブセットで使用したウキ。
 気を取り直しエサを打ち、ほどなく(セットでの)一枚目をGET!しかし、ちょっと気を抜いて合わせると竿が立たずハリスが持っていかれる…再開から40分で、7枚掛けて3枚ハリスが飛び「0・4号では待たないか!?」とハリスを太くし対応する。
 やっとハリスが切れることなく釣れるようになった。が、風がドンドン強くなりウキが流れてヘラが寄せられずアタリが遠のいていく。それならとタナを深くしてみるが効果がない。(管理人のエサが合わないのか深いタナだとアタリを出してくれない)なので、浅いタナのまま何とかアタリを出させて釣っていく。
 10時30分ランチタイム。宮前で腹ごしらえし後半の作戦を練る。「コブセットもありだが後半は5時間あるし、とりあえず固形セットを通し状況を確認しよう」と考えをまとめる。固形セット。下ハリスが0・4号では持ちません
 11時に後半スタート。風がさらに強くウキが流されるため思うようにアタリが出ない…30分ほど経過しやっとウキに動きが出てくる。周りも同じような状況でポツリポツリと竿が立ちだすものの前半と比べアタリの数は減り釣れるペースもガクンとダウンしてしまう。
 さらに追い討ちをかけるようにライントラブル(竿との結合部分からプッツン)が発生。幸いウキは回収できたが、30分以上タイムロスしてしまう。※道糸が0・8号のままでハリスを0・5号に交換したのも原因の1つかな…
 12時30分。気を取り直してエサ打ち再開。しかし、全体的に食いが落ちたこともあり思うようにウキを動かせない。また、この日エサ調整で、元エサに生麩を足し調整するとアタリがボケてしまうようで、思うほど釣果が延ばせない要因にもなっている。って言い訳がましいが、本当は竹田さんのコブセットが気になって気になって”正当な理由をつけて”コブセットに変更したい!ってのが本音なのだが…
 13時。固形セットをあきらめコブセットに変更を決断。(竹田さんに)断りを入れて10尺竿を継ぎ、13時30分に、タナを少し深め(60cm)にセットし、固形セット時よりも持ちのいいバラケで再開する。
 意を決して始めたコブセットだが、うまくアタリを出せない。タナの変更(40→60cm)と持ちのいいバラケによりエサ打ちのワンサイクルが、固形セットを比べ(ほんの少し)遅くなったが、この僅かな差でアタリが出ないのだろうか?それならと、タナを少し浅くしてみると…ウキに変化が出てくる。も、カラツンばかりでヘラの乗ってきてくれない。
 隣の竹田さんは釣れるのに管理人は釣れない。見かねた竹田さんが使ってるエサをひとつくれる。手触りは遜色ないしバラケ具合もほとんど変わらない。何故釣れない!?少し冷静に考えてみる。いつも陥るのは”釣りたい””寄せたい”って気持ちが強くなり必要以上に(バラケの)開きをよくしてしまいアタリが出るまで上エサが持っていない。が、今回はしっかり馴染みを入れゆっくりバラケるよう調整している。では、どんなアタリをとっているか?やはり釣りたい気持ちが強く”いいアタリ”はどんどん取っていく。ん!?この日の釣れるアタリを見極めてないぞ!!「そうか!これだ!!」と一筋の光明が見える。焼きそばに乗ってた卵が双子で得した気分!
 しっかりエサは入れているが、早くアタリを出そうと縦サソイを入れ積極的にウキを動かし、その途中ででるアタリはどんどん合わせていた。で、ここから縦サソイは必要最小限とし、ヘラに触らせその流れから出るアタリを取る(少し待ちの釣り)って釣り方に変更。すると、今までカラツンだったアタリでヘラの乗り出す。
 ヘラの寄りが悪いと感じたら、バラケの開きをよくする一方で、タナを上げることでエサがタナまで入るようにする。で、先ほどの釣り方を納竿まで続け、スローペースながらコンスタントに釣れ続き終了となった。
 やはりと言うか、例会となると食い渋りが発生。この対処として、少し遅めの釣りで辛抱強く釣っていくことが必要なんだと再認識し釣り場と後にした。

                    

仕掛け <両ダンゴ>
竿:13尺
道糸:ダン「へら名人イエロー」0・8号
ハリス:ダン「詳」0・4号 上50cm、下65cm
ハリ:上下サスケ6号
ウキ:あざみ「宙」16号 細パイプ

<固形セット>
竿:9尺
道糸:ダン「へら名人イエロー」0・8号
ハリス:ダン「詳」0・5号 上7cm、下35cm
         0・4号 下30cm
ハリ:上バラサ6号、下サスケ4→5号
ウキ:あざみ「カッツケ12」4号 パイプトップ

<コブセット>
竿:10尺
道糸:ダン「へら名人イエロー」0・8号
ハリス:ダン「詳」0・4号 上10cm
         0・5号 下16cm
ハリ:上バラサ6号、下とろ掛3号
ウキ:あざみ「カッツケ」4号 中太パイプ





バラケ クワセ
<両ダンゴ>
粘麩・・・・・・・・・・・・0・2カップ
水・・・・・・・・・・・・・・・1カップ
凄麩・・・・・・・・・・・・・・1カップ
ガッテン・・・・・・・・・・・・1カップ
特S・・・・・・・・・・・・・・1カップ
※手水とスーパーD、GTSで調整

<固形セット>
粒戦・・・・・・・・・・・・0・5カップ
とろスイミー・・・・・・・・0・5カップ
水・・・・・・・・・・・・・1・5カップ
セット専用バラケ・・・・・・・・1カップ
凄麩・・・・・・・・・・・・・・1カップ
PBスーパーセット・・・・・・・1カップ
※手水と藻べら、セット専用バラケ、GTSで調整。→この日は生麩を足さない方が良かった

<コブセット>
凄麩・・・・・・・・・・・・・・1カップ
特S・・・・・・・・・・・・・・2カップ
GTS・・・・・・・・・・・・・1カップ
水・・・・・・・・・・・・・1・5カップ
BBフラッシュ・・・・・・・・・1カップ
※手水と藻べら、セット専用バラケ、GTS、スーパーDで調整。

力玉(大粒)※さなぎ漬け
さなぎ感嘆(粉10cc+水10cc)※アミノ酸α入り