2月11日
戸田川(石橋下) 天気:晴天 風:微風
釣り時間:AM9:40-PM4:15 釣果:11枚
内 容  最近”無性に野のヘラブナを釣りたい”って衝動が起こる。釣り場風景。
 で、向井さんともっくんを誘い戸田川へ釣行!30年くらい昔は、小ベラの数釣りが有名な釣り場だったが、時の流れとともに管理池メインの釣りへ変わり、いつしか足が遠のいていた。
 近年は、数は釣れないものの尺前後のヘラが釣れるってことで、野ベラ師の方がちょくちょく足を運ぶような釣り場になった。
 午前9時に現地到着。葦山の中に釣り座を探していると、桜井さん(このポイントを教えてくれた)も到着し、4人で釣り準備に入る。※先に一人の釣り人が入釣していて、さらに桜井さんの釣友も入り、計6名が5mあるなしの間隔で入釣し、結構な過密状態となる
 「竿は長くても短くてもいっしょだよ。釣れるのは昼過ぎからだよ!」と桜井さんから情報をもらい、桜井さん12尺、管理人13尺、向井さん13尺、もっくん12尺を継ぐ。
 エサはグルテンのみで、回遊してきたヘラをGETすべく9時40分にエサ打ちをスタートする。使用したエサ。少しだけ開きを意識した。
 管理池と野池(川)の一番の違いは、この回遊待ちのエサ打ちで、自分のポイントにエサを溜め、そこに回遊してきたヘラを足止めして釣る。そして、ポイント選びが一番重要で、間違った釣り座に入ると一日ノーアタリってことにもなり兼ねないのだ。なので、管理池なら一にエサ、二に腕、三に場所の順で、野池(川)なら一に場所、二にエサ、三に腕となる。
 今回は、釣れている場所(前日も桜井さんが17枚GET)なので場所的には問題ない。次はエサだが、これも持ちのいいグルテン配合で、水深が浅い分少しバラケ易く調整したもので、ほぼ問題はない。腕については、アタリが出れば合わせるくらいはできるので問題なし!「じゃ釣るばっかじゃん!!」となるが、そうは問屋が卸さない。肝心のヘラが寄ってきてくれるが問題で、昨日釣れたからと言っても自分のポイントで実際に釣る(アタリがある)までは不安の中でエサを打つことになる。
 開始から一時間。いまだノーアタリ。桜井さんからまたまた「釣れるのは午後からだからそれまでは辛抱だよ」と声がかかる。”やっぱり自分のポイントにエサが溜まらないとだめなんだ…ってことは、釣り方を変えようと思ったら早目の方がいいな!?”ってことになる。
 かなり混雑しているので、ヘラは沖目にいるのでは?と、最初っから考えていた。なので、両隣の向井さん&桜井さんに断りを入れて竿を18尺に延ばすことにする。※風による流れもあるので、竿替えに合わせドボン釣りに変更する。
 11時40分。今だ全員●ウズ。18尺で1時間程エサを打ったので底休めも兼ね、もっくんと昼食の買い出しに出かける。
 12時20分。気合を入れなおして午後の部をスタート。何とか一枚は釣りたいとウキを見つめていると…一番上手の桜井さんの釣友が竿を絞る!竿は11尺で「18は長いか!?」と不安がよぎる…も、それから数分後、エサ切りしたらググッと生命反応。待望のヘラがアタリなしで食ってきたのだ。
 ”ヘラは居る。やっと寄ってきたか!?”と、さらにウキを凝視するがアタリが出ない。で、またまたアタリなしで2枚目をGETする。そして、向井さんから「ウキ(トップ)が出し過ぎだよ。1節出しにしてごらん」とアドバイスをもらい、1〜2節出るように微調整してみる。←風流れにより、穂先からウキまでの道糸が流されてしまい、その分ウキがしもってしまうため、4節出しくらいにしていた二本物の竿受け。
 で、この調整が功を奏し、1〜2節出しをキープしているトップがツンって力強いアタリを出してくれポツリポツリと釣れ出す。しばし時間を忘れウキの動きに集中しヘラをGETしていく。尺べら!!
 15時。数は満足できたものの釣れてくる型が8〜9寸までと小ぶりで”でかいのが釣りたい”と釣り人の性が騒ぎ出す。そして、それを聞いたか聞かないか(多分、聞いてない)知らないが、ポンポンと尺ベラが釣れてくる。
 調子よかったのはここまでで、ここから陽が陰り出したと同時にヘラっ気がなくなりアタリが遠のいてしまう。16時に一枚追加し、その15分後に納竿とした。
 乗っ込み以外の野池(川)の釣りは、超久しぶりで、本当に釣れてよかった。また、野池(川)のヘラ釣りの難しさも改めて実感し帰路についた。使用したウキ。


                    

仕掛け 竿:13尺→18尺
道糸:ダン「へら名人イエロー」0・8号
ハリス:ダン「詳」0・4号 上25→30cm、下35→45cm
ウキ:あざみ「new_スタンダード」12号 パイプトップ


バラケ クワセ
凄グル・・・・・・・・・・0・5カップ
グルテン四季・・・・・・・0・5カップ
新べらグルテン・・・・・・0・5カップ
水・・・・・・・・・・・・1・5カップ
※2回目は水を1・7カップ





2月15日
佐屋川温泉前 天気:曇り一時小雨 風:午後から西寄り強風
釣り時間:AM9:40-PM3:00 釣果:2枚
内 容  中川へら研の例会に参加すべく、もっくんの車に向井さんと便乗し現地へ。
 近況をやまちゃん(フィッシング悠)に尋ねると「月の頭は結構食っていたけど、雨が降ってから下降気味。上の釣りは全くダメだよ!段差の底釣りが無難じゃないかな?」と返ってきた。バラケエサと調整に使ったペレ道
 今シーズン、管理人の段差の底釣りは絶好調にはほど遠く人並みに釣れればいい方で、自信がない…が、近況を加味すると段差の底釣りだね!ってことで、段差の底釣りから入ることにする。(ちなみに、向井さん&もっくんは長竿の両グルテン)
 釣り座は、ほぼ中央付近で、左側にナカちゃん、右にまっちゃん。一人空けて向井さんが入り、中央側ヘッチンにはもっくんが陣取っている。
 7時45分エサ打ちスタート。最初は、ボソッ気の強い元エサを打つ。が、20分しても何の変化も出ない。今度は、元エサみ手水を打ち、セット専用バラケをふりかけヤワネバタッチにして様子を見る。←12月はこの調整が決まった(?)
 開始から1時間。ここまで、ヘラ(?)のアオリでウキが上がったのが一回あっただけで、アタリと言うかサワリすらない状態が続く。ここまで釣果を見たのは(13名中)ひとりのみって状況で、どの釣り方がいいのかってのが見定まらない。使用したクワセ
 さらに一時間が経過。ここまで釣果があったのは4名(勿論、管理人は入っていない)で内訳は段底2名、長竿2名で、やはりどの釣り方がいいって決められない。良型(尺2寸)!釣れてきてくれてありがと〜
 悶々としながらエサを打っていると、ウキにサワリ(本日2回目)が出る。小さくサソイを入れつつ待っていると、半節ほどの弱いアタリが出る!!て、スレてしまう…「せっかく寄ったヘラを、勿体ない…」気を取り直しエサを打つが、無反応となってしまった。
 10時。本日の休憩は10時30分なので残り30分で休憩となる。ここで、釣ることは、あきらめ底にエサを溜め、休憩で底休めして、底休め後に期待するって作戦を敢行し、30分間テンポよくエサを打ちランチタイムとする。
 10時30分。前半を●ウズで折り返し、底休め後の一投目に懸けるべくエサを打つ。馴染んだウキが風による対流で左に流れる。サソイを入れると、わずかに反応が出る。再度サソイを入れるとリーチ目(エサ落ちより一節上がる)が出て、さらにサソイを入れると、小さく押さえるアタリが出て尺上が上がってくる!
 「やったぁー●ウズを免れた」と喜んだものの、よ〜く見ると唇の上(つまりすくうまでに確実に確認せねば!と自分に言い聞かせる…
 正午。ここまで●ウズは、管理人含め8名(13名中)。そして、さらに風が強く流れが出てきて、ますます条件が悪くなる。ここで、●ウズ組のナカちゃんと二村君が7尺両グルテンへ変更。管理人も迷ったが段差の底釣りをそのまま通すことにする。使用したウキ(2015モデル)
 進展のないまま1時間が経過。ここで二村君の竿が曲がり●ウズを免れる。しばらく沈黙後、さらに二枚目をGET!そして、となりのナカちゃんも一枚GET!!「な、なんで同じ7尺で両グルテンは釣れて段底は釣れない!?」冷静さをなくし対応策が浮かばない…(後で冷静に考えるて”風流れで、クワセエサが安定しないためヘラが食いきれない”が判り、ハリを大きくするなりブラシ幅
を多くするなりの対応ができた)
 午後2時。ラスト一時間。ここで、同じく●ウズで段差の底釣りをしていたまっちゃんが13尺でドボンに切り替えるとのこと。実は、管理人も18尺のドボンを考えていたが、ヘラの取り合いがなくなるので、そのまま通すことにする。って言うか、覚悟を決めたって言うか”やる気”が半減し”どうでもいい”って心境に落ちっていた…
 そして、幸運が舞い降りた!!西から強く吹いていた風が穏やかになる。で、ウキの流れが遅くなる。小さなサソイを入れると、これまた小さなアタリが出て、何気に合わせると、しっかりした手応えで、尺べらが上がってきた。●ウズを免れめちゃうれしかった!!
 さらに、その5分後。ウキに変化が出る。「何か、いる!!」で、細かいサソイを入れ、ジッーとウキを凝視していると、さきほどと同じアタリで2枚目をGET!!旧ベラだが尺オーバーの良型だった。←幸運もここまでで、この後は風が強くなりサワリすら出ることなく納竿となった。
 結果13名中●ウズは4名。確かに一番釣れない時期ではあるが、それにしても厳しい状況に”温泉前がんばれ〜”っていいたくなるのは管理人だけではないと思いつつ岐路についた。


                    

仕掛け 竿:7.2尺(八雲)
道糸:ダン「へら名人イエロー」0・8号
ハリス:ダン「詳」0・4号 上8cm
         0・3号 下45cm
ハリ:上バラサ6号、下サスケ3号
ウキ:あざみ「宙 TypeK」6号 PCムク



バラケ クワセ
粒戦・・・・・・・・・・・0・5カップ
水・・・・・・・・・・・・・・1カップ
凄麩・・・・・・・・・・・・・1カップ
段底・・・・・・・・・・・・・2カップ
PBスーパーセット・・・・・・1カップ
へらスイミー・・・・・・・0・8カップ
※手水とセット専用バラケ、GTS、ペレ道で調整



力玉
力玉※アミノ酸漬け



2月22日
朝日池 天気:曇り一時小雨 風:西寄り微風
釣り時間:AM11:00-PM3:00 釣果:6枚
内 容  年に数回は仕事(徹夜)と例会が重なる。こんな時は、徹夜明けのもうろうとする意識を栄養ドリンクで保ちつつ一人で釣り場まで車を走らせる。※釣りを始めれば”眠気”は吹っ飛ぶバラケと調整用の粒戦(別作り)
 今回は、中京BIGの例会で、朝日池まで高速を使いつつ10時45分頃に到着。まずは釣りテントを準備し状況を確認する。※管理人は先端から4人目で、3人目にnoboが入っている
 noboによると「宙より底釣りの方がいい。ただ、ヘラは居るがなかなか食ってこない。気配があったらじっと待つ!」とのこと。なので11尺で段差の底釣りのセッティングを準備する。クワセ(力玉と力玉 大粒)
 11時。昼飯(11時30分予定)までの短い時間ながらエサ打ちをスタートする。
そして、わずか3投目に、エサを切ろうとした瞬間にアタリが出てバッチリの合わせになり第一号をGETする。←先週は、終了一時間前にやっと釣れたので、それまでのプレッシャーが半端なかったが、今回は精神的にはすごく楽になった
 思った以上に(ヘラの)活性が高いのか(?)4投5投目もウキに動きが出ている。ウキを食い渋りを想定し小さ目をチョイスしたため、ウワズリ気味になっているようだ。別に作った粒戦を元エサに差し込み調整したものの11時11分にランチ休憩となり、前半を1枚で終える。
 11時35分後半スタート。思った以上に活性が高く期待しつつエサを打つ。が、打っても打ってもアタリが出ない。管理人の周りも同様で、前半の好調さが嘘のように竿が立たなくなる。
 正午。相変わらずアタリが出ない。ウワズっている訳でなく単にヘラが居ない!今までバラケを小さ目に打っていたが、少し大きくし”寄せ”を意識してみる。20分ほどエサを打ち、少し右に流れたウキをボーッとみていると、カチッときれいなアタリで後半一枚目をGET!3投目に釣れた良型使用したウキ。※先週と同じタイプで、2サイズ上
 サワリもなくいきなりアタリが出るのは魚がいない証拠であり、数が釣れなくなる前兆と思っている。が、この日は、少し違っていて一時間ほでではあるものの前触れのないアタリがポツリポツリと続き4枚を追加する。←うれしい誤算
 しかし、その後はばったりとアタリが遠のいてしまい沈黙の時間が過ぎていく。2時を回り残り時間が一時間を切る!
 しりつぼみな状況になんとか一枚は釣りたいとさらにエサを大きくつける。となりのnoboもアタリが遠のきエサを大きくしており、少ないヘラの取り合いになっていて、とにかく寄せるしかない状態となる。
 で、30分前に一枚追加し、そのまま納竿を向かえることとなった。一番釣れない所謂厳寒期は過ぎたように感じた。釣果は上向きつつあることが実感できた。が、今シーズンの管理人の段差の底釣りは釣れない。人並み釣れればいいとこで、人並み以下になることが多い!
 どうして?原因が不明だが確実にスランプって呼べる状態になっている。打開策は?→ない!かな…あるとすれば、早く段差の底釣り以外の釣りで釣れるようになること。あー春が待ち遠しい…

                    

仕掛け 竿:11.2尺
道糸:ダン「へら名人イエロー」0・8号
ハリス:ダン「詳」0・4号、上10cm
         0・3号、下60cm
ハリ:上バラサ6号、下サスケ3号
ウキ:あざみ「宙forPC」6号 PCトップ



バラケ クワセ
粒戦・・・・・・・・・・0・5カップ
水・・・・・・・・・・・1・5カップ
凄麩・・・・・・・・・・・・1カップ
段底・・・・・・・・・・・・2カップ
PBスーパーセット・・・・・1カップ
へらスイミー・・・・・・0・8カップ
※手水で調整。ネバリが出たら、全体を手水とセット専用バラケでリフレッシュ
 別に作った粒戦50cc粒戦(細粒)20cc+水50ccを元エサに足す


力玉
力玉※アミノ酸漬け

力玉(大粒)※アミノ酸漬け