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 霧が峰探鳥会
(2006年5月27日−28日)

 2006年5月27日、28日に行わた、野鳥の会愛知県支部恒例の春の1泊探鳥会で長野県の霧が峰へ行ってきました。久々の夫婦での参加でした。他に数組夫婦で参加という方がみえましたので、珍しくもないのですが、我々は??年ぶり。

 私にとって霧が峰は2度目の挑戦。1度目は会社の旅行で行ったのですが、皆は車山あたりから八島湿原までハイキングしたのに、私は体調不良で、皆が降りたバスで先回りして待っていた、という苦い経験があるところです。そんなわけで、どうも案内だけでは不明な所をインターネットで検索し、宿泊するヒュッテまでは、駐車場から30分はあること、ヒュッテというからやっぱり山小屋風の施設だ、ということを調べて、防寒具、雨具を完璧にし大き目のザック1つに入れて背負おうスタイルで行ったら、これは正解でした。(でも、大きいザックは、久し振りの出動で重かった!)

 天気予報では2日とも雨、しかも行き先は「霧が峰」、雨と霧を覚悟して行ったのですが、雨は2日目の午前中だけで風の影響は少なかったのでたくさんの鳥さんたち(40種類)に出会うことが出来ました。心がけの良い参加者が多かった?のでしょう。しかし、現地ガイドさんの話では1年のうち200日は霧が出るか雨が降るという、名に違わない所ですから、この程度のお天気ならラッキーということでしょう。

 霧が峰は植物の方でも有名な所ですが、今年は雪解けが遅く、まだほとんど芽を出していない状態でした。平均1600m位ありますから、5月上旬に行った白馬よりも遅いのは止むを得ないでしょう。
 霧が峰湿原入口

 
 湿原遠望

 探鳥会風景

。カラマツの芽吹きの緑がとてもきれいでした。
 でも、カラマツは今は用途がほとんど無く、見捨てられているようです。
 私が若い頃は電柱として随分使われていたのですが・・・・。
 鹿の落し物!

 毎年こんな大きな落し物が繰り返されるなんて、本当?
 でも食害で樹木がかなりダメージを受けているので、あまり増えるのも痛し痒しの面があるようです。
 ハンコがいくつ取れるかな?なんて思いましたが、現物はヒュッテに処分をお願いしてきました。
 角は結構重かったです。
 第2日は、まず早朝探鳥会と称して、6時から2時間ほど宿の近くの観音沢へ行きましたが、かなりの土砂降り状態で、カメラを持っていくのは諦めました。
 しかし、沢の樹林に入ると雨も幾らかやさしくなり、コマドリ、ミソザザイの囀りなどが楽しめました。ミソサザイは2度ほど姿も確認でき、2度目は本当に近くの岩の上に出てくれ、久し振りのご対面!でした。

 朝食後はメインイベントの八島湿原一周を約3時間半かけて行いました。以下の内容がその時の様子です。

 でも行政区域が変ると、真ん中の空きなしの木道という所もありました。

 ところで、湿原は堆積していく関係で、中心部に向かって、少し高くなっていました。地球の水平線を見るようで、感激でした。
 ホオアカ


 目の前とは云っても写真に撮ると小さな姿にしか撮れなかったので、かなりトリミングして荒れた画面になってしまいました。
 今回の1泊探鳥会は少々参加者が少なかったのですが、何人かの初めての方ともお知り合いになれたことも楽しいものでした。鳥もさることながら同好の人と知り合い、いろいろお話できるのも1泊探鳥会の、楽しさ面白さかなと思いました。

 下記アドレスでここに使った写真他を、若干鮮明かつ大きな画面でご覧になれます。
            霧が峰宿泊探鳥会写真集へリンク
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