Tarquinia

世界遺産 Tarquinia を訪ねて
  2005年10月12日、この日は昨年 世界遺産に登録されたという Tarquiniaの遺跡を見に連れて行ってくれることになりました。例によって集合はパパのスタジオ。Susy、Stefanoとママの他、私達3人、フィレンツェから来ている独身でちょっと長い休暇を取って来たSimoneの7人です。


 途中Viterbo郊外の温泉を少しだけ覗いて来ました。

 私達が泊まったB&Bの親父さんはここへ勤めていると云ったので、ちょっと興味もありました。
 外から見えるのは温泉プールで、健康施設を兼ねているのか年配の人が多いようでした。また「教皇の温泉」とい名でホテルにもなっています。かなり有名な施設のようでした。

 ViterboとTarquiniaの中間くらいの風景ですが、Tuscania の丘の上にある教会です。Susyは本当はここで結婚式をしたかったのだとか。

 こんなのんびりした景色の中を1時間ほど走って、Tarquiniaに着きました。
 


 予備知識無しで行ったTarquiniaですが、紀元前9世紀に作られたエトルリア人の地下に作られた共同墓地、というのが超概略です。世界遺産への登録は2004年、イタリアには現在40の登録があり世界で一番沢山の世界遺産があるのがイタリアだそうです。ちなみに日本は13です。13番目は知床です。(2005年8月現在)

 現地は入場料を払って自由に見学できるようになっていますが、見学者はまばらでした。旅行シーズンでもないし、旅行ルートからちょっと外れる?、あまり有名でない?、内容はかなり地味?と勝手な想像をしましたが、ローマやフィレンツェのように混んでいなくてゆっくりと見れるのはありがたいことです。


 左は入場門です。資料、記念品、お土産の売店もあります。

 右は何か不明、買ってきた解説書にも写真すら載っていなかった!出土品であることは確かのようですが。

 遺跡(地下墳墓)一つ一つには中の壁画にふさわしい名前が、Tomba del (dei,delle,degli に変る事もある)XXXXX と付いていて、入口には右のような解説が付いていました。

 右は、Tomba del Giocolieri、手品師の墓?とでもなりそうです。

 古墳が地下にあるという感じです。
 遺跡への入口。会場時間内は自由に出入して見学できる。写真撮影禁止などとも書いてありません。
 入口を入ると階段がある。
 階段下にあるスイッチを押すと3分ぐらい明るくなり壁画をガラス越しに見ることができます。
 発掘したばかりの遺跡。整備されると、見学しやすいよう、左2つの様に階段と屋根が付けられます。
 名前不明(解説書にこの写真が載ってない)
 窪んだ所に遺体が置かれたようです。
   Tomba dei Leopardi
 正面上部の台形部分に豹の絵が画いてあります。
 住友梶A住友金属工業鰍ェ寄付をして発掘された、という意味のことが書いてあります。

 ここで見ることができるのは石室と壁画ですが、各石室にあったおびただしい埋葬品については全部運び出され、近くの博物館に収蔵されています。入場券は共通で見ることができます。
 博物館へは帰路によりました。


 遺跡は丘(台地)の上に点在しており、かなりの広さがあります。


 エトルリア人は遺跡の北に見える丘のさらに向こうに住んでいたようですが、彼らは屋根を植物(葦?)で葺いた建物(合掌造りのミニ版)であったため、住居跡からは生活のことはよく分らないそうです。 

 しかしお墓は石造で地下に作り、生活を画いた壁画を残したので、当時の生活のありさまを想像することができる様です。(Susyの解説、彼女はいつも関連資料を持って来て説明してくれます。)






 遺跡の見学を終えて、海岸にある Ristrante で昼食をとりました。

 なぜか名前はSnoopyでした。
 海岸にある Ristrante らしく、海の幸がたっぷりのメニューでした。Antipasti のお皿も山盛りのムール貝にびっくり。各自好きなSpaghetti とVino とDolci, Caffe' を注文しました。肝心の値段の方は、1人当たり25ユーロ弱でしたからほぼ日本と同じくらいでしょう。(量は多いです。)
 ここのメニューも1つ頂いてきましたので、詳しく知りたい方にはお見せします。(^^♪



 昼食後、海岸で少し遊んで(Vinoを醒ますためもある?)Tarquinia の街に帰り、国立博物館に寄りました。博物館そのものも中世を思わせる建物でした。

 展示物は遺跡からの出土品が一杯で、渡り廊下には石棺とおぼしきものが列をなして並んでいます。また、石室が発見された状態を再現した原寸大展示などもありました。

 博物館の外では中世の格好をして、女の子が当時の遊びをしたり、馬に乗った騎士が来たりしてお祭りのような行事をしていました。


 博物館の外の売店で買い求めた解説書の表紙。壁画の解説が詳しく載っています。

 同じ表紙のものがいくつかあり、英語版もあったのに気がつかず、これはイタリア語版でした。
 私には解読するのにちょっと手間取ります。家内はイタリアで買うのだからこれで良いといいますが・・・・・・。

 遺跡の解説書はこのオレンジ色の表紙が定番のものらしく、翌日行くことになるBomarzoにも同じようなものがありました。