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第201回 2006年5月7日(日) 雨 前回に続いて今シーズン最後となる探鳥会も雨となってしまった。風は弱いもののかなり強い降りで、参加者名簿に記入してもらうのにも濡れないようにするのに一苦労でした。例年は藤の花が満開のはずですが、今年はどういうわけか少なく、ここにも異常気象が影響しているかと思いました。 例年5月の探鳥会は種類数は少ないのですが、今回はほんとうに寂しいものとなりました。お堀ではコガモとキンクロハジロが僅かに残っていましたが、さすがに寂しくなりました。そんな中で、カイツブリが4羽のヒナを連れて泳いでいるのが可愛く映りました。 鳥合わせは少人数でしたので、グリーンプラザでお茶を飲みながらと意見が一致し、テーブルを囲んでのものとなりました。探鳥会が終ってから有志でプラザで一服をするのですが、参加者全員でというのは多分、初めてのことでした。鳥合わせをした後も鳥談義に花が咲き楽しいひと時でした。(佐藤文昶) 見られた鳥 17種類 90羽 参加者 8名 カイツブリ 6 カワウ 1 ゴイサギ 1 カルガモ 2 コガモ 2 キンクロハジロ 2 キジバト 11 ツバメ 7 キセキレイ 1 ヒヨドリ 9 キビタキ 1 シジュウカラ 1 メジロ 1 スズメ 13 ムクドリ 6 ハシボソガラス 17 ドバト 9 第200回 2006年4月2日(日) 雨 200回記念の探鳥会と楽しみにしていたのに、残念ながら予報は当たり朝から雨でした。途中ちょっと強い降りとなったりもしたが、幸い風と寒さは無く、花見客のいない静かな公園での探鳥会となりました。 桜は名古屋での開花宣言は出されているものの、その後の2、3日の寒さが影響してか、名城公園では2、3分咲きという感じでした。しかし柳の芽はもう青々吹き出しており、来週あたりが春本番かなと思いました。 お堀では先月浮き巣が見られたカイツブリは無事孵化したようで、親の背中に乗ったりしている子供が4羽確認できました。 カモ達はオナガガモは全くいなくなりましたが、コガモ、キンクロハジロはかなりいました。 今回はカワセミは確認できませんでした。 ツグミの類は相変わらず少なく、ツグミ3とシロハラ1を数えるだけでした。また他の鳥たちも少なく、雨ということもありましたが、種類、数、参加者も例年より少ないちょっと寂しい探鳥会でした。(佐藤文昶) 見られた鳥 29種類 249羽 参加者 14名 カイツブリ 8 カワウ 9 ゴイサギ 6 コサギ 4 アオサギ 2 マガモ 3 カルガモ 8 コガモ 39 ホシハジロ 3 キンクロハジロ 23 バン 1 キジバト 12 コゲラ 3 ハクセキレイ 3 セグロセキレイ 2 ヒヨドリ 12 ジョウビタキ 1 シロハラ 1 ツグミ 3 ウグイス 1 エナガ 1 シジュウカラ 4 メジロ 7 アオジ 3 スズメ 23 ムクドリ 33 ハシボソガラス 25 ハシブトガラス 6 ドバト 3 [今月の目玉]無事孵化したカイツブリ親子 第199回 2006年3月5日(日) 快晴 気温は若干低めでしたが、風はなく陽光は春の暖かさが感じられる探鳥しやすいお天気でした。木の芽はふくらんでいるもののまだ葉が出るまでには至らず、樹木に止まる鳥も見つけやすい状態でした。 お堀の主役カモ達もまだ残っており常連のカモはほとんど見ることができたが、数は少なくなったようである。 カワセミは2度見ることができ、2回目は2羽が同じ所へ留まったがすぐ飛び立ち、どうも縄張り争いでもしている雰囲気であった。近くに住んでいて一番若い参加者のA君の情報によれば最近求愛給餌をするところを見たそうであり、そろそろ繁殖が始まっているようである。
またお堀ではちょっと見にくかったのですが、カイツブリも浮き巣を作って営巣しているようでした。1羽が巣の上でじっとしていました。
ツグミの類は、ツグミ1羽とシロハラ1羽見ましたが、今冬は本当にツグミの類は少ないようです。(佐藤文昶) 見られた鳥 34種類 388羽 参加者 23名 カイツブリ 4 カワウ 66 ゴイサギ 5 ダイサギ 2 アオサギ 10 マガモ 9 カルガモ 4 コガモ 76 ヨシガモ 1 オナガガモ 48 ホシハジロ 6 キンクロハジロ 10 ハイタカ 1 バン 1 キジバト 3 カワセミ 3 コゲラ 4 ハクセキレイ 2 セグロセキレイ 1 ビンズイ 1 ヒヨドリ 5 ジョウビタキ 1 シロハラ 1 ツグミ 2 ウグイス 4 エナガ 2 シジュウカラ 6 メジロ 6 アオジ 2 スズメ 16 ムクドリ 30 ハシボソガラス 15 ハシブトガラス 2 ドバト 39 今月の目玉 ヨシガモ 第198回 2006年2月5日(日) 晴 暦の上では春だというのに、今朝の名城公園は殊のほか寒く、お堀も凍っていた。 夜半に降った雪が時折風花となって舞い、陽光に輝く金のシャチホコと相まって風情豊かな探鳥会となった。 堀川を遡上するオボコ(ボラの幼魚)の大群を狙って、カワウが幾度となく群舞するのが見られた。今年はオボコの遡上が例年より少し早いようだ。(久田公重) 見られた鳥 30種類 755羽 参加者25名 カイツブリ8、カワウ194、ゴイサギ1、アオサギ2、マガモ2、 コガモ5、オナガガモ90、ホシハジロ7、キンクロハジロ72、 オオタカ1、バン1、キジバト6、カワセミ1、コゲラ3、ハクセキレイ3、 ビンズイ6、ヒヨドリ27、モズ1、ジョウビタキ1、ウグイス1、エナガ2、 シジュウカラ3、メジロ2、アオジ5、カワラヒワ2、スズメ82、 ムクドリ140、ハシボソガラス41、ハシブトガラス3、ドバト43、 以上30種 別途 タカSP1 【今日の目玉】 カワウの群舞 第197回 2006年1月8日(日) 晴 前日の天気予報では厳しい寒さを予想していたのですが、陽が昇るにつれて暖かくなり風もなく穏やかな探鳥日和でした。 今回から1月の探鳥会は三が日を避けるようにしたため、参加者は少なくなるかと思われましたが、昨年より1名多い23名であまり影響は無くほっとしました。 観察された鳥種は27種で昨年(31種)を下まわり、今冬は冬鳥が少ないという巷間の情報を裏付けるものとなり、少々さびしい感じになりました。 お堀の東端付近の葦の中には一時いなくなっていたゴイサギが戻ってきており、内1羽が北岸の水際をのんびりと散歩してくれました。 今日の堀は所々開いているところがあるものの大部分が氷結し、氷上にカラスが降りたりユリカモメやオナガガモの集団が足を見せていたりで、いつもと違ったお堀の光景を見ることができました。 林の中ではコゲラ、シジュウカラ、エナガの混群を見ることができましたが、他の鳥は種類、数とも少なく感じました。(佐藤文昶) 見られた鳥 27種類 532羽 参加者23名 カワウ 24 ゴイサギ 11 コサギ 2 アオサギ 1 マガモ 6 オナガガモ 63 オオタカ 1 バン 1 ユリカモメ 163 キジバト 16 カワセミ 1 コゲラ 4 ハクセキレイ 5 セグロセキレイ 1 ヒヨドリ 35 ジョウビタキ 2 シロハラ 1 ツグミ 2 エナガ 8 シジュウカラ 4 メジロ 8 アオジ 1 スズメ 54 ムクドリ 24 ハシボソガラス 37 ハシブトガラス 8 ドバト 49 目の前に出てきた ゴイサギ (お堀の東端付近) 全面氷結し氷の上に いる、ユリカモメ と オナガガモ スケートをするように 滑っている?ものも いました。 (天守閣下付近の堀) 第196回 2005年12月4日(日) 雨 予定よりも早く雨が降り出してしまい、探鳥会の始めから終りまでずっと雨でした。しかし、見ることができた鳥の種類は晴の日とそれほど変らず、参加者数よりも多く見ることができました。 特に公園の林ではシジュウカラ、ヤマガラ、コゲラなどが雨をさけてあまり飛ばないため、じっくり観察できました。(秋山幸之朗) 見られた鳥 29種類 381羽 参加者26名 カイツブリ 2 カワウ 2 ゴイサギ 8 アオサギ 4 マガモ 3 コガモ 7 オナガガモ 155 ホシハジロ 10 キンクロハジロ 7 バン 1 ユリカモメ 58 キジバト 2 カワセミ 2 コゲラ 2 ハクセキレイ 7 セグロセキレイ 2 ヒヨドリ 11 モズ 1 ジョウビタキ 1 ウグイス 3 ヤマガラ 1 シジュウカラ 5 ホオジロ 1 アオジ 1 カワラヒワ 2 スズメ 57 ハシボソガラス 13 ハシブトガラス 2 ドバト 11 今月の目玉 カワセミ、コゲラ 第195回 2005年11月6日(日) 曇のち雨 今日は、バードウォッチングには最も適している時期といわれるバードウォッチングウィーク(11/1〜7)さなかの探鳥会。明日11月7日は立冬だというのに冷え込みもなく、冬の使者であるお堀の水鳥たちも少なかった。 カラスがいやに騒々しく飛び交っていた。こんなときは近くに猛禽類がいるものだ。参加者一同正に鵜の目鷹の目で探したところ、案の定オオタカがお堀の向こうの木に止まっていた。 心配されていた空模様は、とうとう10時半頃には降り出し、鳥合わせは公園内のフラワープラザで行った。(久田公重) 見られた鳥 カイツブリ 5 カワウ 1 ゴイサギ 4 アオサギ1 マガモ 4 コガモ 19 オナガガモ 112 ホシハジロ 13 キンクロハジロ 17 オオタカ 1 バン1 キジバト 18 カワセミ 3 コゲラ 5 ハクセキレイ 6 ヒヨドリ 9 モズ 1 ジョウビタキ 1 ウグイス 1 エナガ 15 シジュウカラ 10 アオジ 3 スズメ 17 ムクドリ 15 ハシボソガラス 38 ハシブトガラス 5 ドバト 19 以上27種 344羽 参加者24人 今日の目玉 オオタカ 参加者の一人が持っていた60倍の望遠鏡が威力を発揮。どうやら幼鳥らしく、胸の縦縞がハッキリ確認できた。 写真では分かりませんが、周囲をカラスに囲まれてちょっとピンチ状態のオオタカです。(写真:秋山幸之朗) 第194回 2005年10月2日(日) 晴 まだ秋というにはほど遠いような暑さが残る日でしたが、南へ帰る鳥たち(ムシクイ、ヒタキの類)に出会え、少し秋を感じました。 しかし、堀にはカモ類は全く見当たらず、ちょっとガッカリでした。本格的な秋は来月までお預けと云ったところでしょうか。 (佐藤文昶) 参加者28名 観察された鳥名と羽数 合計19種類 171羽 ゴイサギ 2 アオサギ 2 バン 1 キジバト 18 カワセミ 3 コゲラ 3 ハクセキレイ 1 ヒヨドリ 14 モズ 3 メボソムシクイ 2 エゾビタキ 2 コサメビタキ 3 シジュウカラ 5 メジロ 4 スズメ 58 ムクドリ 5 ハシボソガラス 33 ハシブトガラス 3 ドバト 9 今月の目玉 エゾビタキ 2羽出てくれ、正面から側面からじっくりと観察できた。 ★表紙へ戻る★ |