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T 名城公園と野鳥について 名古屋城北側の比較的大きな公園です。戦前は練兵場が有ったそうで、公園として整備されたのは、昭和30年代以降のようです。しかしその頃植えられた木々も数十年の月日がたち、今では立派な森になっています。また市民の公園としても根づいており、散策や各種イベントに利用され、ジョギングやサイクリングコースも設けられていて休みの日は利用する人が沢山あります。 そして、鳥たちにとっても都会の中にあるオアシスとして人気が高い?ようで、年間を通して100種類近くの鳥を見ることができます。ヒヨドリ、スズメ、キジバト、メジロなど年間を通して見られる鳥のほか、春秋の「渡り」のシーズンにはいろいろな鳥を見ることができます。渡り鳥が名古屋上空を通過する途中で一休みするのに丁度良い位置に、適当な広さの森と水(堀)があるということでしょう。 私たちにとっては、野鳥たちを観察するのに最適な環境でもあるわけです。まず、堀は鳥と人を適当な距離を置いてくれ、かつさえぎる物も無く楽に水鳥を見ることができます。また、都心部にありながら広い面積を持つ公園は山野の鳥を見ることができ、水辺の鳥と山野の鳥を一箇所で楽しめる便利なところなのです。 特に人気が高い鳥は、何と行っても「カワセミ」でしょう。堀の東端付近に現れて、葦に止まり、ジャンプして魚を採るところも見せてくれます。探鳥会のときにもほぼ毎回見ることができ、その翡翠(ひすい、カワセミとも読みます)色に魅せられて、野鳥観察が病みにつきになった人も多くいます。 また近年は、コゲラなどキツツキの類やオオタカなどタカ類もしばしば見受けられ、市内で手軽に多様な野鳥の見れる場所となっています。 U 名城公園探鳥会について 1 歴 史 名城公園探鳥会は昭和56年1月から始まりました。 2 主 催 日本野鳥の会愛知県支部 3 実施期間 毎年10月から翌年5月の各第1日曜日 (ただし、1月は第1日曜日が三が日の場合は第2日曜日に開催) (夏季は鳥の種類が少ないのでお休みします) 4 集合場所 名古屋城東門駐車場入口付近 5 集合時間 8時30分 6 解散時間 11時30分頃 7 雨天の時 雨天でも実施しますが、警報が出たときは中止 8 観察コース 集合場所から堀に沿って天守閣下付近まで行き 名城公園北園に入り左回りに廻って野外劇場まで 9 交通案内 地下鉄名城線 市役所前下車、7番出口を北へ100m お城の周りの道路は土日の駐車OK 集合場所付近には有料駐車場あり 10 そ の 他 公園内にWCあり、冬は防寒対策を充分に ★表紙へ戻る★ |