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1999年 野鳥の会ML投稿

Sent: Tuesday, December 14, 1999 11:18 PM
Subject: [aichi:0050] 通勤の楽しみ


Sent: Sunday, December 05, 1999 7:09 PM
Subject: [aichi:0035] 名城公園探鳥会(第148回)

Sent: Sunday, October 31, 1999 10:47 PM
Subject: [aichi 628] Re: [aichi 626] イカルが来ています



Sent: Tuesday, December 14, 1999 11:18 PM
Subject: [aichi:0050] 通勤の楽しみ


 野鳥MLの皆さんこんばんは。熱田区の佐藤文昶です。

 [Aichi:0049]で、山田さんが岡崎公園のイカルの事を書いておられましたが、昔(20年くらい前)岡崎に1年だけ勤務していた時の事を思い出しました。でも、わずか1年では仕事に慣れるのが精一杯で、鳥を見に行ったのは1回だけでした。

 土曜の勤務日の帰りの午後、それも暑い夏の日に会社から東の方に野鳥のいる公園があると聞いて一人行ったものでした。その頃のフィールドノートを見れば分かるのでしょうが、何がいたのかさっぱり思い出せませんが、山あり谷あり、池もあって市街からちょっと外れるだけで自然な所があって良いところだったという印象が残っています。岡崎の勤務先は、岡崎警察署の近くの国道沿いにありました。

 さて、今は前にも[Aichi:626]で書きましたように、地下鉄藤が丘で降りて25分の道のりを、バスに乗らず極力歩いていますが、今日はいつもと違う鳥たちに出会えて、ちょっと良い気分の日でした。といっても別に珍鳥に会ったわけではありません。

 一番目は、歩き出して5分ほど、藤が丘駅前から続く桜並木の上の方で、ギーギーという声がしたので、眼をこらすとコゲラが2羽いました。バス通りの桜並木も捨てたもんではないわいと、ちょっぴり感激しながら歩く元気を付けられたものでした。

 二番目は、いつもカルガモのいる清水屋前の振興橋の下流に常連のカルガモに混じって、2羽のオナガガモ(これは数日前からいる)と、ペアのマガモがいました。

 両方とも何とも月並みな鳥たちですが、通勤の途中のバス通りでこれらが出てくるところが楽しいところです。去年は、やっぱり仕事に追いまくられていたようで、こんな発見はありませんでした。今年はちょっと余裕が出てきたようで、ささやかな「通勤の楽しみ」を味わっています。

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Sent: Sunday, December 05, 1999 7:09 PM
Subject: [aichi:0035] 名城公園探鳥会(第148回)


 MLの皆さんこんばんは。熱田区の佐藤文昶です。

 今日(12月5日)は定例の名城公園探鳥会(第148回)がありました。今にも降り出しそうな曇り空でしたが、風はほとんど無く、寒さもきつくなかったので、冬の探鳥会にしてはゆっくりと観察をすることができ、何とか鳥合わせの時にも降らずに無事探鳥会を終えました。参加者は28人で、ちょっと少な目でした。

 公園はここ2,3日に落ちた落ち葉がそのままで、厚い絨毯のように敷きつめられており、歩くとかさかさと音をたて、とても気持ちが良かったです。都市公園ですから全面的にと言うわけにはいかないでしょうが、部分的に林の中などは落ちたそのままにしておいてもらうと、鳥たちにとって、とてもいい環境になるのではないかと思うのですが、月曜日になればきれいに掃き清められてしまうのでしょうか?

 さて、観察できた鳥たちは35種類とまあまあの数でした。目玉は名城公園探鳥会初認のハジロカイツブリでした。堀に憩うホシハジロ、キンクロハジロに混じってただ1羽いて、カイツブリより少し大きく首が長い姿はちょっと優雅に見えました。名古屋の野鳥(1994−1995)によれば庄内川河口や近辺の河口あたりで観察されているようですが、当地では初めてです。明日あたりちょっといってみようと言う方へお願いです。そっと見てやってください。写真撮影などで追いかけまわされ、早々と退散されないことを願っています。後述の、安藤さんからのお願いでもあります。

 探鳥会の後は、希望者を募って公園内にあるグリーンプラザの中の喫茶店でコーヒータイムというのがお決まりのコースになっています。今日は会員の方で亡くなられた方の話題が出たので、ご冥福を祈り、健康談議が多くなってしまいましたが、いつもは鳥情報の交換や、ほとんど毎日名城公園を観察しているという、安藤さん(尾張野鳥の会)の造詣深い話をうかがったりして冷えた体を温めて解散することにしています。

 最後に観察された鳥の名前を書いておきます。

カイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオタカ、ユリカモメ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ヒメアマツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、ウグイス、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、アトリ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト

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Sent: Sunday, October 31, 1999 10:47 PM
Subject: [aichi 628] Re: [aichi 626] イカルが来ています


 熱田区の佐藤文昶です。

 北川さんの楽しそうなメールを拝見し、久しぶりに書きます。私も30日に、イカルを熱田区の高蔵結御子神社の境内で見ました。2羽飛んできたようですが、見えるところに留まったのは1羽だけでしたが、陽の当たるところに留まってくれたので嘴の黄色が実にきれいでした。久しぶりに見たので、ちょっと感激しました。この日はヤマガラ5羽が楽しそうに飛んでいました。他はどこにでもいる鳥9種類でした。

 高蔵結御子神社は、今年4月から名古屋市が行っている調査地点の1つで野鳥保護区になっているところです。街中にありながら由緒ある古い神社なので、古い大木が多く、渡りの鳥が立ち寄ってくれるオアシスのような存在だったのですが、近年の台風で老木がたくさん倒れ、落ちるに任せていた落ち葉も虫が発生し、ご近所に迷惑という理由でかき集められてしまうので、鳥たちには魅力の無い場所になったのか、今回は種類、数とも10年前、5年前の調査とに比べると少なくなっている感じがするのが残念です。

 北川さんの朝の散歩道の終点は、私の通勤経路です。最近、気候も良くなったので、地下鉄藤が丘から四軒家を経て会社まで約25分歩いています。その途中が清水屋の近くの橋というわけです。(8時15分頃通過します。)

 橋の上では、ちょっとだけ立ち止まって水面を覗いて行きます。カルガモが約10、コサギ、セグロセキレイくらいがいつもいるようですね。川下からコンクリートの河原を川上に歩いてこられる方を2,3回見かけました。ひょっとすると北川さんでは??四軒家からは住宅地の中を通りますが、コゲラ、モズの声を時折聞くことができます。少し早く家を出なければなりませんが鳥と出会えるのも、ウォーキングを兼ねた通勤のささやかな楽しみですね。

 さて、このアドレスでの愛知県支部MLも今日限りですね。小島さん、長い間お世話下さって本当にありがとうございました。新アドレスでは、新實さんよろしくお願いします。(土曜日に会いましたけどお願いしてませんでした?ね。)

 これからも、楽しい、愛知県支部のMLである事を祈ります。

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