EXPO 2005 AICHI JAPAN
18th Visiting Sep. 1, 2005

森林体感ゾーン 北の森



 夏休みシーズンも過ぎ、今日は2学期の始まりなので、きっと家族連れは少なく空いているだろうと思い、朝食もそこそこに摂って1人で出かけたのですが、これは全く外れて、地下鉄栄駅で「藤が丘の乗換えは1時間30分待ち、中央線へ廻って下さい」というメッセージが電光掲示板に出ていました。私と同じことを考える人が多かった?のでしょうか。 そこで金山まで逆戻りして中央線経由(EXPOシャトル)に切替えました。しかし北ゲートからすんなり入れた状況から見ると、この情報は1時間くらい前のものではないかという気がしました。以後このメッセージはあまり信用しないことにしました。


 金山からのシャトルは空いていて、大きな荷物を持ったご夫婦に「遠くからですか?」と声をかけると札幌からだとのこと。

 歳も同じくらいで何となく馬が合い、初めてとのことで、色々聞かれるまま情報提供(地酒、ビール、名古屋の食べ物、混み具合、お勧めパビリオン、企業館の様子etc)をしながら結局北ゲートまでご一緒しました。

 それにしても今日の混み具合は大変なものでした。

 今日は今までにまだ見ていない、赤十字、カナダ、ドイツ を目指して行ったのですが、カナダ(50分待ち)以外は、赤十字(入場制限、2時間くらい待てば入れそう)、ドイツ(200分)と私の忍耐の限界を超えるので、目的を果たしたのはカナダ館のみとなりました。

 代わりに、もう一度行ってみたかった「ルーマニア館」と今までにまだ行っていない「森林体感ゾーン 北の森」を体感してきました。「森林体感ゾーン 北の森」は自然のパビリオンといったところで、今回の万博に一番沿った展示なのかもしれません。

 カナダ館はいつもかなり長蛇の待ちの人気館のようでしたが、中味はカナダの風景を主体とした映像のみで、それも小さい画面と大きい画面の2本立てで、少々ガッカリしました。

 まぁ万博のテーマに沿った映像であることは確かのようですが、あまりインパクトのあるものではなく、何を訴えたいのか最後まで分からず終いでした。

 入館するまでの対応は、日本語のうまいカナダの若い人が、長時間待っている人を飽きさせないように気を使っている点は好感が持てました。


 映像が終った後、出口近くにマンモスの時代から生き残っているという野生の水牛(バイソン)?の剥製が飾ってありました。これをバックに記念写真を撮る人が多くいました。

 7月7日に行って、弦楽四重奏を聞かせてくれたルーマニア館へ素晴らしい音楽を期待してもう一度行ってみました。

 今回は男性6人の聖歌?でした。何の予告もなく、右端の人が持った板をたたきながら現れ、何の説明もなく歌い始めて、約15分2,3曲歌ってまた板をたたきながら帰って行きました。

 歌の意味は分かりませんが、とても重厚なハーモニーで皆聞きほれていました。

 
 今回ルーマニア館ではちょっとしたプレゼントをいただきました。小1時間待って入場する時大きな紙袋を渡されました。中にはチラシ2種類とバッチ、変幻自在の不思議な置物が入っていました。

 入館者全部が貰えたわけではなく、その時の入館者の先着2,30人位だった様で、長いことお待たせしましたのお詫びだった?かも知れません。


 ルーマニア館を出た後、今日はもう帰ろうかとループを左回りに戻りつつ、念のためドイツ館の待ち時間を確認して見ると、240分となっており、やっぱり今日は帰ろうとなおも歩き続けると目に飛び込んできた案内に「森林体感ゾーン 北の森」とありました。そうだこれはまだ行ってないと思い出し、かつ森の中は少しは涼しいかもしれないと、案内にしたがって入り口まで行って見ました。

 入り口には小屋(関所?)があり、すぐには入れてくれません。

 森に一度にたくさん入ると色々影響があるし守るべきルールを聞いてから入ることになっていました。一定以上入らないよう、出た人数を見ながら20人位ずつ入るようになっていました。
 説明はインタープリターが親切にしてくれます。説明を聞いた後、入場許可書?を首にかけて小屋をくぐって入ります。

 許可書は出るときに返すので、出た人数を把握することができ、これで一定以上森の中に入らないようコントロールしているのです。
 森の中の道は、傾斜はゆるく路面も木質のチップと土を固めたようで歩きやすくしてあります。

 両側は手すりがありますが、少々頑丈すぎる気がしないでもありませんが、これ位にしないとルール違背と安全面に対応できないのかも知れません。

 人数制限をしているので、森の中は常にこんな感じで、人影はまばらです。時季と時間が良ければ鳥も出てきそうな雰囲気でした。
 寒暖計を見つけました。森の中は涼しいことを数値で確認する配慮でしょう。でもこの日は好天に恵まれ30℃を指していました。

 森の中での楽しみ方も色々ですが、携帯電話を使った昆虫採集?というのがありました。バーコードを読み取ることが「採集」ということのようでした。(下の2枚の写真)
 歩いていると自然にマッチさせた芸術作品が出現します。作り物と云ってしまえばそれまでですが、何かほっとさせるものがあります。

 でもあまりに周りの自然に溶け込んでいて、本物と間違いそうになるものもありました。特にキノコには注意です。ユーモアとアイデアとの勝利?。
 こんな楽しい森の住人達もいました。

 他に順番に読んでいくと完結する、森の中の絵本があり、お母さんが子供に読んで聞かせている微笑ましい光景にも出会いました。

 植物の名前は名札があちこちについていました。
 展望台の所には、太陽光発電がありました。発電された電力で風車が回るようになっていましたが、日陰に入って動いていませんでした。
 展望台の休憩所。お店はありませんが、トイレと水飲み場がありました。森の中ですからこれで充分。


 途中で巡回をしているインタープリターの若い人にあったので、鳥は出るのか質問をしてみました。

 暑い時期はほとんどいないようだったが、最近少し涼しくなってカラ類が出るようになったとのこと。この暑さだからそんな所かな思いますが、午前中ならもうちょっといそうな気もしました。

 水場になりそうな水面は見当たりませんでした。ちょっとした池でもあると鳥も寄ってくるかもと思いました。今の時期、鳴いているのはツクツクホーシが一番多かったようです。


 散歩を楽しむ家族づれ。ベビーカーでも大丈夫です。
 途中の休憩ベンチに座っているとキッコロゴンドラが着地するのかと思うぐらいの高さを音もなく通り過ぎて行きます。
 所々にビートルズハウス?がありました。今年はカブトムシは繁殖したかな?
 


 パビリオン見物ができるずに迷い込んだ「森の体感」でしたが、かえってホッとするものを与えてくれて良かったと思います。

 「今回の万博の中でもっとも良いパビリオン、と評してくれる方もいます」とインタープリターが云ってましたが、本当にそうかもしれません。

 森を見やすくするために、かなり手の入った散策路作りをしてはいますが、自然の素材の使用と自然に同化するようにする手法を使っているようで、たくさんの人に森の良さを体感してもらうには良いことではないかと思います。ここは会期が終った後はどうなるのか気になるところですが、残してもらいたい所だと思います。

 HPを作っていると見落とした所もあるので、もう一度行って見たくなりました。

 この日はこれで万博見聞は終わり。今まで一番早く帰宅をしました。