2010年5月20日
 飛騨の里、高山美術館

 20、21日と帰省している娘の希望もあって高山を訪ねた。春の祭りは1カ月も前に終わっているし、ウィークデイでもあるので観光客は少なく、団体客は外国人の方が多かったような気がした。新緑がきれいで、観光スポットを巡るには良い季節であった。もっとも2日ともお天気が良すぎて少々暑かった。

 JR高山線飛騨号で高山駅へ着いて駅近くで高山ラーメンを昼食にとり、近くのバス停から飛騨の里へ直行した。園内へ入り合掌造り巡りをした。

 記念撮影場所では、小道具(さるぼぼ)まで持たせて私のカメラのシャッターを切ってくれ、サービスが良かったが、これで商売になるのかな?とちょっと心配であった。
 
園内通路の傍らに、水芭蕉が咲いていた。  
 
 工芸品を作っている工房があり、いちいの一刀彫の実演をしていた。右のフクロウは自分用に買ったささやかなお土産。白い部分はいちいの木の表面に近い部分を生かして彫ってあるもので、着色したものではない由を説明してくれた。
   合掌造りのてっぺんに鳥がいた。取敢えず写しておいて家で調べたら、キセキレイであった。


 飛騨の里を見終わり、土産物屋さんが両側に散在する山道を下って、高山美術館へ。ここではガレを中心としたガラス工芸の作品などを見た。
 

 正面玄関
    展示品には鳥をモチーフとしたものが多く見られた。
  美術館の庭では雉が歩いていた。渡り廊下の片隅に望遠鏡が三脚に付けたまま置いてあったので、この美術館には鳥を見るのが好きな人がいるものと思われた。どんな鳥が見られるのか聞いてみたいものであったが、深閑とした館内には人の気配はなかった。

 美術館を一巡しティールームで休憩すると、ほぼ閉館時間であった。美術館を後にしてさらに山道を下り今晩の宿へ。
 1月に箱根で泊った四季倶楽部が運営する飛騨高山荘である。セルフサービスの部分が多い宿であるが、ちょっと前まで某自動車メーカーの保養施設だった所で、値段の割には豪華な?設備でゆったりと気持ち良く泊まれた。


  往路の電車で面白いことがあった。指定席の車両から我々の居る自由席の車両へ移ってきた女性が、検札に来た車掌にチケットを変えてくれと云う趣旨の話を英語でしていた。車掌さんには良く通じず、忙しいので後からまた来ると行ってしまった。

 家内が訳を聞いてみると、隣の車両は団体客がノイジー(うるさい)なので車両を変わりたいという。名古屋駅でフランスの老人と中国の高校生らしい団体が乗り込んだはずである。団体になると話も弾み、つい大声になってしまうのは洋の東西を問わないようだ。彼女は香港から来て下呂へ行くそうで、判りやすい「英語」であった。

 彼女は香港から来て下呂へ行くという。下呂は有名な所かと聞くので、有名な温泉地でだよと答えておいた。ハンドバッグ1つの軽装なので名古屋あたりのホテルへ荷物は置いて日帰り観光にでも来たようである。

 やがて車掌さんが来て別の指定席へ変わる料金を示したら、彼女はこの車両なら?と質問し差額はいらないと判り、ではここで良いと言ってそのまま下呂までゆっくりと寝ていった。