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もうすぐヒナ誕生のはずが。。。。。
毎年やって来るツバメ 今年も4月の初め去年の古巣で卵を抱いていた
もうそろそろヒナの誕生かな〜と思っていたら昨日卵の殻が落ちていてヒナはもちろん親ツバメもいない
何かアクシデントが起きた事は確かなようだ
もしかしてヘビ???
ところが今日玄関に出たら下に土や枯れ草が落ちてる
アレ〜と思って上を見上げたら古巣の横の壁に新しい巣を作り始めている
野生のたくましさ! 立ち直りの早いツバメに感動した
自然界ではこう云う事が繰り返されているのでしょう
でもこれから巣つくりしてヒナを育てて旅立ちの日まで間に合うのか心配
巣作りの様子を愛の眼差しでそっと記録して見ようと思う
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2日目
朝早くから2匹揃って行ったり来たり
少し盛り上がってきた |
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7日目
土も乾いて完成らしい
最初想像してたよりはるかに早い1週間で完成
頻繁に出入りしていたのに今日は静か。
まさか巣を放棄したのではと心配。
暗くなったら巣の上に夫婦仲良く止まっていた
昼間は産卵に備えて栄養の補給してるのかな
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13日目
昼間は時々巣にいない
まだ卵を抱いてないのか。。。高い所なので見る事も出来ない
夜は必ず帰って来るのでまだ卵を増やしているのだろうか |
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巣作りから34日目
やっとヒナが孵った
1匹だけ顔が覗いている
まだ何匹生まれたか確認できない |
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なんと6匹確認
行儀よく並んでひたすらごはんを待ってる
口を開いたら体中口かと思うくらい大きい |
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少し成長したような気がする
昨日までは糞を親が面倒見ていた
何と今日は自分でお尻を外向けてポトン!
落ちなければいいが・・・ |
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一回り大きくなった気がする。
今朝は早起き 5時にそっと玄関のドアを開けたらもうエサを運んでいた。
ものすごく食欲旺盛なヒナ達である。 |
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今日で1匹のヒナを確認してから11日目
動きも活発になっている |
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ついにヒナの巣立ち
前の電線にとまっている
まだエサは親が運んでいるようだ |
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一匹成長の遅いヒナが巣に残っている
親がエサを運んでいる |
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夜はまたヒナが巣に戻って来た
なぜかお尻を外に向けている |
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ついに全部巣立っていった。
嬉しいようなちょっと寂しい気分です |
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ツバメ雄雌の区別
ツバメの雄の特徴は、雌よりも長い尾羽(燕尾)を持っていることです。雌の尾羽は雄に比べると、短いので区別がつきます。幼鳥(若鳥)の尾羽は、ことに短いので成鳥と幼鳥を区別することが出来ます。長くて立派な燕尾が雄の特徴で、その燕尾が長ければ長いほど、強い雄と考えられています。(本若博次「ツバメの観察事典」)
ツバメの尾羽は全部で12枚。外側ほど長くなり、一番外側の尾羽が他の尾羽より細く極端に長い。雄の一番外側の両尾羽は約10pで、雌の尾羽よりさらに細く長い。尾羽の中ほどの内弁には白斑がある。尾羽には、方向舵と速度調節の役割がある。(「野鳥の羽根」笹川昭雄)
ツバメの渡り
、ツバメが鹿児島県につくのはだいたい2月下旬〜3月上旬です。関東地方は3月下旬〜4月上旬です。秋、南へ帰るのは、観察記録などから、9月中旬〜10月下旬とされています。(「ツバメ観察事典」構成・小田英智)
なぜ渡るのか。定見はなく様々な説があります。
まず、食物説。より多くのエサを求めて渡る。日本など、北半球の大地は樹木が繁茂して昆虫なども豊富である。ツバメなどの繁殖の条件が良くなる。秋になると昆虫が急に少なくなり、鳥たちはエサを求めて南に移動する。
氷河説。かつて地球が氷河期にあった時代に渡りをするようになった。氷河期には北半球など多くの地域の地上が氷に閉ざされた。鳥たちはやむなく食べ物を求めて、暖かい土地に移動した。氷河期に移動を繰り返しているうちに、渡りの習性がついた。
大陸移動説。地球は大昔、大きな一つの大陸であった。それが次第に分かれて、現在の6大大陸になった。渡り鳥の習性も、この大陸の移動と関係があるという説。
結論として、「渡り」という行動は、氷河期とか一つの原因ではなく、エサの問題など、様々の要因が複雑にからみあい、長い年月の中で今のようになった、とされています。
(「動物たちの超能力・渡り鳥」伊藤政顕監修/祐学社)
ツバメは、何を目標にして渡るのか
渡りをする鳥一般に言えることは、昼間渡る鳥たちは、太陽を目印にして渡るべき方向をきめます。これは、ホシムクドリの渡りの時期に、等間隔に6つの窓をあけた円筒形の小屋の中に入れて実験した結果分かったことです。夜に渡る鳥たちは星座をたよりにしています。これは、ルリノジコをプラネタリウムの中にいれて、星座を人為的に変化させることによって調べて分かったことです。この他に、エムレンの実験(1975年)では、風向きや地磁気を利用して渡っていることが分かっています。
(「鳥たちの生態学」)
ツバメは夜、昼どちらに渡るのか。カモ、コウノトリ、ハクチョウなどと同様に、昼間渡るとされています。(「渡り鳥」内田清之助)。従って、太陽が目印と考えられています。目的地の見分け方は、海岸線、山、川の別に判別し、さらに内陸へと行く。日本の主な山脈を越えて南から北へ行くときは、できる限り低地を通る。例えば、北陸へのコースは大阪湾から琵琶湖上空を通過して敦賀へ抜けて日本海沿いに北東へ行く、と考えられています。
(「渡りの仕組み」/「私たちの自然」鳥類保護連盟)
日本のツバメはどこから渡ってくるのか
マック・クルー氏の標識調査(米軍駐在地)及び山階鳥類研究所によれば、日本を故郷とするツバメの越冬地はマレー半島、フィリピン、台湾、オーストラリア、などとなっています。(「ツバメ観察事典」構成・小田英智&「ツバメのくらし」菅原高二著)
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