『コラム』 2005年8月

 ■岩手温泉旅行   8月26、27日と一泊二日で岩手は南花巻の鉛温泉へ行って来ました。   出発の前日まで台風が東北に接近しており、正直キャンセルを覚悟していましたが、運良く東にそれてくれ   て無事に出発できました。   今回の旅行は久々に夫婦二人だけの旅です。   もう、子供達は子供達の予定があり、また心配することの少ない歳(18歳・15歳)になっていたことを    再認識しました。       初日は、高速で盛岡に入り、次男が推薦し、妻がどうしても味わってみたいというじゃじゃ麺の白龍(ぱいろん)   を目指しました。   高速を2時間程飛ばすと盛岡です。カーナビが無いのでネット検索で調べた地図が頼りに探します。   県庁の近辺、息子が言っていた「公園の近く」という言葉を信じて盛岡市営駐車場へ車を止めて近くを散策。   法務局の建物に「名勝 石割桜」を発見。でもこれはじゃじゃ麺の後です。近くのバス停で地元の人に聞くと   本当にすぐそこでした。      時間は丁度お昼時、すでに店の中はお客さんでいっぱいでした。   しばらく並んで入店、歴史ある(古い)狭い店内、カウンター席だったので店の人と話しができました。   じゃじゃ麺は基本的に3種類、普通・中盛り・大盛り、大盛りは常連さんじゃないと無理だと言われ私は中盛り   妻は普通を注文しました。麺はうどんです。茹で方を見ていましたが、結構適当、茹で上がったと思ったら皿に   盛る、キュウリやネギと秘伝(たぶん)のみそだれをかける、そしてかき回して食べる。ただ、それだけ。   食べるときはお好みでラー油をかけます。わたしは辛党なので結構多めにラー油をかけました。   見た目は、美味しそうな食べ物とは思えませんが、なんか病みつきになる食べ物です。とても気に入りました。   食べ終わったら、皿に卵とみそだれと茹で汁を注いでもらいチータンタンというスープとして飲みます。   きっと、皿を綺麗にする昔ながらの名残と思いますが、プラス50円でこのスープがまた美味しい。   中盛りでチータンタンを付けても400円。早い安い美味い。   今度は息子たちと大盛りに挑戦したいものです。    名店「白龍」     厨房    じゃじゃ麺中盛り   チータンタン   お腹がいっぱいになったとろで近くを散策。神社があったのでお参りし、「石割桜」を見に行きました。   それから盛岡の中心部へ移動し、おみやげ探し。レトロな建物を発見。盛岡銀行でした。まだ、現役で活躍   しているのには驚きました。    石割桜        レトロな岩手銀行   盛岡を後にして、一路イーハトーブの花巻へ。   イギリス海岸に寄りましたが、前日までの大雨で増水しておりイギリス海岸を見ることはできませんでしたが、曇り   空がイギリスを感じさせました。    天気がイギリス的なイギリス海岸   鉛温泉には夕方到着。なかなか味わい深い(かなりボロボロ)歴史を感じる旅館でした。   鉛温泉はそもそもの成り立ちが湯治場で藤三(ふじさん)旅館だけの一軒宿です。   お風呂は名湯「白猿の湯」が有名です。   部屋は古いですが、トイレだけは最新式に改装されていました。   食事はまずまず、温泉は最高!値段も最高に安い!   それにしても、さすが名湯「白猿の湯」。   湯船が深く、底の岩盤から温泉が湧いています。疲労回復に効きます。   ただし、効きすぎて湯疲れします。   また、基本的に混浴なので女性の方は、入浴時間に注意が必要です。       歴史ある「藤三旅館」  名湯「白猿の湯」   次の日は、台風一過で晴天。   花巻の「賢治の森」を観光しました。記念館とかは一般的な観光施設ですが、山というか森というかそこ全体   がとてもいい雰囲気です。   そして、高速で帰路につく前に、盛岡冷麺を食べて帰ってきました。   なんか、一泊二日ながらとても充実したいい旅でした。また、紅葉のころ鉛温泉に行きたいものです。    賢治の森の「山猫軒」、中は普通の食堂

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