『フライの雑記帳』 2004年9月

■友人との今シーズン納竿釣行  3連休の前半18、19日と福島の友人と今シーズンの納竿釣行しました。  本当は民宿にでも泊まり温泉付きの釣行と思っていましたが、スケジュールが上手く合わず、  福島の友人宅にお泊まりということになりました。    18日は、朝、仙台から福島へ高速をゴルフを飛ばして行きました。  天気は真夏を思わせる好天です。福島は、本当に暑かった。  特にどの川に入るか決めていなかったので、とりあえず福島北部の新しいダム下の川へ。  入渓早々に私のロッドがしなりました。広い渓流を走る魚とのやり取りを楽しんでランディングすると  7寸ほどの山女魚でした。「今日は幸先がいいね。」と今日の釣りを期待させる一尾でしたが・・・  別の支流を釣り上がるも結局、釣果はこの一尾のみという結果でした。  暑く、本当に疲れました。帰りは温泉に入って疲れを癒す、というより一気に疲れが噴出しました。  友人宅で美味しい手作り餃子を肴にたらふくビールをご馳走になり夜9時には死んだように布団の中へ。


  「幸先がいい?」私の山女魚


 二日目の19日は、前日の疲れもあり、遡行が楽な河川を選択しました。
 曇り空で雨もぱらついています。魚釣りには絶好の天気です。
 前日同様、入渓早々に今度は友人が7寸ほどの山女魚を釣り上げました。
 「今日は幸先がいいね。」・・・本当か?


  「幸先がいい?」友人の山女魚  


 その後、何度か当たりはあるものの魚がヒットしません。
 お昼ごろから空が夏空となり日差しが厳しくなってきました。
 気温も高くなり、なかなか魚が出てきません。
 そんな中、堰堤手前で私のフライに川底から黒い巨大な陰が・・・
 「でかい」久々に心臓が高鳴り、足が震えました。
 間違いなく尺以上はあります。
 私のフライをしばらく追うも追いきれず、フッキングまでは至りません。
 再度、ティペット等を点検し、フライをプレゼンします。
 今度も出ましたが、フッキングしません。
 その後友人とも交代しチャレンジしましたが、ダメでした。(溜息)
 
 結局、初日は私、二日目は友人が山女魚を一尾づつということで仲良く納竿ということになりました。
   ■一般河川納竿のためのホームグランド釣行パート1
    23日の祝日、朝5時起床にてホームグランドへゴルフを走らせました。
    入渓早々に開きにて良型の山女魚がフライにアタックしてきてフッキングと喜んだ次の瞬間流れに乗った山女魚は
    バレました。(幸先いいのかな?)
    今シーズンは、バラしてばかりいるポイントに入りました。活性が高いためか、流れ込みの流心脇から魚がフライを
    かっさらっていきました。しっかりフッキングしてます。すごいパワーで下流に走ります。
    体高のある良型の山女魚を確信し、ランディングすると・・・・・・
    ホームグランドでは初めての虹鱒でした。(ちょっと複雑な気分)それにしてもピンひれで良く走りました。
    結局、その後、良型の山女魚を2尾バラし、もう少し上流へ行こうかと思ったその時、近くの森で「バリ、バリ、バリー」
    と木の枝が折れる音が響きました。今年は、かなり熊が里まで降りてきていると聞いていたのでちょっと不気味になりました。
    こういう時は、あっさりやめることにしていますので、午前中で釣りを中止。
    釣具屋へ最終日のためにリーダーとマテリアルを買いに向かいました。


     ピンひれパワーのレインボー


   ■一般河川納竿のためのホームグランド釣行パート2
    本当は、24日の平日釣行を計画してましたが、家庭内及び息子のバスケ等の諸事情により26日の日曜日釣行となりました。
    朝5時起床にてホームグランドへゴルフを走らせました。雨模様で気温も17度。


     雨のホームグランド


    入渓すると雨が強くなってきたので、今シーズン新調したモンベルのドライライトテックレインウェアをはじめて着ました。
    ゴアではありませんが、その分値段が安い割にかるくサラサラと非常に快適です。
    フライベストもモンベルを愛用していますが、しっかりした作りと使い良さそして良心的な価格でたいへん好きなメーカです。
    
    前回パート1で入渓早々に魚が出た開きにフライを流すが・・・何の反応も無し。
    ピンひれのレインボー君のポイント・・・何の反応も無し。
    結局、これまで実績のあるポイントはことごとくはずれでした。
    ということでいつもは入らない流れの方向へ釣り上がりました。
    細い流れ込みにフライを流すと元気に山女魚がアタックしてきました。サイズは大きくありませんが、元気に走ります。
    4番のバンブーロッドが結構しなりました。慎重にランディングすると体高のある婚姻色の7寸ほどの山女魚でした。
    「来年尺になったら、また会おう」とささやいて流れに帰しました。納竿最終日、山女魚と出会えて本当に良かった。
  納竿最終日の山女魚



HOME    釣り  思い