『フライの雑記帳』 2005年8月

■霧雨釣行(夏休み)  8月20日、霧雨が残る朝、いつものホームグランドへ立っていました。  まだまだ、夏の勢いが残っている渓。  芳しい当たりもないまま、小さな堰堤上の深場へ・・・  流れ込みの流心へ14番のプードルアントをプレゼンしました。  吸い込むようにフライが消え、力強い引きがロッドに伝わってきました。  深場を3次元に走る魚、間違いなく山女魚と確信しました。  フックがバーブレスのため、ラインのテンションを維持してランディングすると、魚体が黒い深場に居着いた  山女魚でした。まずは、1尾、ホッとした一瞬です。  夏の勢いが残っている渓  深場に居着いた山女魚 その後、開けた瀬を釣り上がっていきました。 瀬脇から小さいながらも元気な山女魚が飛び出しました。 明るい渓で釣れる山女魚は色白ですね。  色白山女魚 ■連続釣行(夏休み)  8月24日と25日二日連続でホームグランドに立っていました。  24日は、残暑厳しく蒸し暑い日でした。極力木陰に入って釣りをしようと心がけていました。  たぶん、魚たちも同じで木陰の石下で暑さをしのいでいるのでしょう。  さっぱり当たりがないままいつもの区間は終了、久々に橋上まで釣り上がっていくと流れ込みの木陰になっている  流心でかすかにライズを確認。  今シーズンお気に入りの14番のプードルアントをプレゼンしました。  元気ににフライに飛び出したのは、岩魚でした。ホームグランドで今シーズン初の岩魚でした。うれしい。  うれしい!かわいい岩魚  25日は、雲行きが怪しい日で、午後は雷雨の予報が出ていました。  入渓後、芳しい当たりがないまま小さな堰堤上の深場へ来ました。  しばらく、水分補給をして休んでいると、浅瀬でライズを発見しました。  この時期は散発のライズで魚は定位していませんが、ライズの少し上へ14番のプードルアントをプレゼンすると、  やはり、吸い込む様にフライが消えました。体をくねらせて元気に走る、山女魚と確信。  まだ、若い山女魚でした。まずは1尾、ホッとして撮影しました。  若く元気な山女魚  いつものホームグランドのコースで次は、開けた明るい瀬が続きます。  魚の付き場は、わかっていますが、ここ最近全然反応がないポイント・・・しかし、流れ込みの岸寄りの木陰の流心  でライズ。木にフライを取られないように慎重に最新のバリバス製軽量14番テレストリアルパラシュートをプレゼン  すると一発で魚がフライを追いフッキングしました。  十分に手応えのある引き、魚は思いっきり下流へ走ります。下流の流れに入るとやっかいなので、  多少強引にランディングすると体高のある精悍なな山女魚でした。満足、満足。  その後、当たりも無く、お昼過ぎには納竿し、村の小さなそば屋で田舎蕎麦を食べて帰路に着きました。  やはり、気象予報どおり、帰路の途中、雷雨となりました。  満足の山女魚  田舎の田舎蕎麦

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