『フライの雑記帳』 2005年7月
■平日釣行
代休の11日(月)に平日釣行を決行しました。
妻を会社へ送って行き、いつものホームグランドへの入渓は午前10時30分ごろでした。
先行者は無し、いつもはパスする緩やかな流れ込みでライズを発見。
赤いバーブレスフックの14番のプードルアント(今シーズンお気に入りのフライパターン)をフィーディングレーン
へプレゼンすると20cmオーバーの山女魚がアタックしてきました。流れに乗るのかと思った瞬間、私の方へ向かって
来ました。あわててラインを手繰り寄せましたが、結果的に目の前でバレてしまいました。
しかし、今日は活性が高いのかドライフライへの反応がすこぶる良好です。
その次の流れ込みのポイントでも2尾ほど山女魚を釣り上げることが出来ました。
流れ込みの脇でライズ。フライをプレゼンすると良型の魚がフッキング。下流に元気に走ります。
山女魚?魚影を確認すると岩魚?寄せてみると立派なハヤでした。
つまり黒木瞳を釣ったと思ったら自分のかみさんだった・・・という気分でした。
結局、3時間ほどで5尾ほどの釣果でした。期待したほど大型は出ませんでしたがとても楽しめました。
のんびりして、やっぱりホームグランドはいいです。
いつもと違うアングル
撮影、難しい・・・
■お泊まり釣行
16、17、18日の3連休。
実はすっかり3連休忘れていましたが、福島の友人から16、17日の一泊二日の裏磐梯へのお泊まり釣行の誘いが
ありました。家族にちょっとは気を使いながらも快諾しました。
天気予報では、曇り雨という状況でしたが、実際はいい天気でしたね。
初日は、猪苗代町で今夜のバーベキュー等の食材と日本酒を買い込み、普通の食堂で美味しい会津ラーメンを食べ、
午後から入渓しました。有名河川なのでフライマンが多かったですね。
岩魚の魚影はそこそこ濃いのですが、大物は賢くて石下からなかなか出てきません。
それでも、今シーズン初の岩魚が釣れて満足でした。
堰堤が続く有名河川
堰堤下での岩魚
夜は民宿で温泉、そして女将たちとのバーベキューとお酒をたっぷり楽しみました。
寝る前は、早起きして近所の川を朝飯前に釣る計画でしたが、思った以上に二人とも疲れていたのか起きられませんでした。
女将お勧めの川へは、9時過ぎに入渓。
正直、かなり薮沢でフライには釣りにくい川でしたが岩魚の魚影は濃かったですね。
あとはサイズがもう少し大きければ良い川なのですが・・・
それでも、二人とも数釣りが出来たし、綺麗な岩魚と出会えて本当にいい釣行でした。
薮沢で岩魚を狙う
綺麗な天然岩魚
■ホームグランド
23日(土)疲労が足腰に残る状態(訳ありで前日、岩切駅から自宅まで約4kmを徒歩)で朝6時に入渓。
足元が定まらない状態では、やはり集中力が欠如しており、久々の坊主。
ショックというより早く帰って眠りたい。
30日(土)リベンジ。
休養十分で心の余裕を持ち9時入渓。
夜半過ぎまでの雨のためか、ちょっと増水ぎみでした。終始プードルアントで攻めましたが反応なし。
大物が期待できる淵の流れ込みの岩へのぶっつけを狙ってフライをプレゼンすると、静かにすーっとフライが沈みました。
ちょっとロッドをあおると気持ちのいい手応え、20cmちょっとの元気で綺麗な山女魚がフッキングしました。
深さがあるのでやり取りが長くて十分に山女魚の引きを楽しむことが出来ました。
息子の好物で手頃な塩焼きサイズ、リリースネットに納めておきながらキープし美味しくいただきました。
その後、各ポイントで良型の山女魚がフライにアタックしてきますが、みんな淡泊で結局釣果は1尾。
しかし、いいサイズがまだまだ残っています。
8月梅雨明けは暑くて遡行が大変ですが、きっとまたこの渓を訪れると思います。
塩焼きサイズ
ぶっつけの岩前で出ました
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