『フライの雑記帳』 2005年5月

■シーズンイン  6日、7日と福島の友人と福島の渓でシーズンインしました。  初日、気持ちいい晴天ながら決定的なチャンスが1回も無いまま納竿。   残雪多い吾妻山    友人宅に泊まり、美味しい手料理とお酒をご馳走になり、明日に期待し早めに就寝しました。  午前4時起床の予定が目が覚めたら8時を過ぎていました。 前日とは10度も気温が下がってとても寒い日でした。 山形県境のダムに流れ込む支流へ、気温10度、水温8度またしても惨敗。 やはり、ドライフライでの釣りには、まだ、厳しい状況でした。   ■ホームグランド(デジカメを修学旅行の息子へ貸し出し、めちゃ重い一眼レフカメラで撮影、画像は別途。)  本当に今年の春の訪れは遅かったですね。  4月下旬にホームグランドへ行きましたが、尋常ではない雪代が入っており下見だけで竿を出さずに帰って来たのです。  ということで、21日、例年より約1ヶ月遅れのホームグランドへの入渓です。    起床は6時30分、入渓は8時過ぎでした。  気温20度、爽やかに晴れ、そして美しい渓魚が棲む渓流と新緑、毎年のことながらが本当に心躍る最高の季節です。  バンブーロッドでのんびりと大きめのドライフライオンリーで心躍る季節を満喫しようと心がけて渓に入りました。    最初のポイントでライズ、3種類ほどフライを替えながら粘るも、ライズを採ることが出来ませんでした。  小さな堰堤を越えプールになっているポイントでフィーディングレーンで若い山女魚をフッキング、今シーズン初めての  山女魚、小さいながらパーマークが綺麗でした。同じポイントを攻めるとサイズアップした山女魚をフッキング。  幸先の良いスタートです。    次の区間は、比較的浅めの瀬です。  瀬脇の石下から魚が浮上しフライを追いますが、フライにドラグがかかって早く流れてしまいフッキングしません。  焦る必要もないので丁寧にポイントを釣り上がって行きます。  枝が覆い被さったちょっと水深のある開きで本日3尾目を釣り上げました。今日は、釣り上げるごとに魚がサイズアップ  していきます。    次は、浅く流速が早い瀬でドラグがかかって水中に沈んだフライに銀鱗が猛追してきました。フライを捕捉したのを目で  確かめながら合わせ釣り上げました。本日4尾目は尾ビレが大きく美しい山女魚でした。    午前中で気分良く納竿。年に一度や二度はこんなこともあるんです。心がけが良いからでしょうか?  

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