『フライの雑記帳』 2003年9月
■夏が過ぎ、夏山女魚
9月15日(月)敬老の日にホームグランドに釣行しました。
実は、14日、15日と福島の友と毎年恒例の納竿釣行を計画していましたが、友が具合が悪くなりキャンセルと
なったためです。
40代の中年になると、どこかしら体の悪いところがでてきます。大事には至りませんでしたが心配です。
ということで、ひとりでのホームグランド。正直、大きな期待はしていませんでした。
久々の初夏を思わせる秋晴れの中、フライフィッシングを楽しもうと入渓もゆっくりでした。
気温26度、水温19度、先行者はなし。村の堰堤上からの里川の釣りです。
そこそこフライに反応しますが、フッキングしません。この川の魚は結構神経質です。
石裏から軽くフライにアタックするだけで、本気モードでは無いようです。
通常はほとんど期待薄で適当に流す、明るく開けた浅瀬、ところがいきなり良型の山女魚がアタックしてきました。
それから丹念に瀬を攻めると、面白いように良型の山女魚が釣れました。
体高があり、引きは強力で走る、走る。すでに婚姻色でしたが、気分的には完全に夏山女魚でした。
明るい浅瀬、気分は夏
元気な夏山女魚
引きは強力
瀬で出る山女魚はやる気満々
婚姻色が初秋を認識させます
■お約束の“納竿釣行”
渓流釣りは、地域にもよりますが、10月から2月までは禁漁となります。
つまり9月一杯で今シーズンも終わり。
そこで、毎シーズン福島の友と9月下旬に“納竿釣行”をします。
今シーズンの当初の予定は14日、15日でしたが、友の体調不良により9月最後の土日となりました。
初日は、秋晴れの中、美しい吾妻山を望みながら大きな河川A川中流へ。
当たりはありますが、結局、私はチビ山女魚で友は良型のハヤでした。
でも秋晴れの吾妻山は綺麗でした。
吾妻山が絶景でした
酒盛り明けの最終日は、“再会の渓へ”
しかし、ダム工事が進みすぎているためか、魚の反応が良くありません。
結局、私も友も仲良く、8寸前後のネイティブ岩魚それぞれ一尾という結果でした。
しかし、本当にこの渓の魚は綺麗です。
来シーズンこの岩魚にまた会えるかな・・・会えればきっと尺です。
ダム工事は確実に進捗していますが、淡い期待を抱いて渓を後にしました。
びっくりした表情の岩魚が好きです