『フライの雑記帳』 2003年7月スペシャル
■スペシャル釣行2泊3日
福島の友人A氏と恒例になっているスペシャル釣行を決行しました。
裏磐梯の民宿に1泊、夜は民宿の女将さんと3人で炭火の焼き鳥を肴に宮城の地酒(日高見)を飲み、
2泊目は、A氏宅に泊まり、最終日は、お約束のK川を釣るというスペシャル釣行です。
●7月18日(金)2人ともズル休み
のんびり午後から裏磐梯の渓流A川に入りました。
天候はくもり時々晴れ
上流は川幅も狭く、魚の反応が希薄なため、下流へ移動。
友が岩魚を一尾釣り上げました。
私は、どうも調子が悪く、フライをロストしてばかりで釣りになりませんでした。
白き花
●7月19日(土)見知らぬ渓流へ
朝、民宿近くの里川を釣るため釣り支度をしていると、車で通りかかった釣り好きの人に、この川よりはもう少し
魚影が濃くて良いよという川を教えてもらいました。
とりあえず当初予定の里川を釣り上がると、私にかわいい岩魚がヒットしました。
やはり、みんなサイズが小さく、ぱっとしないので、勧められた見知らぬ渓流へ移動しました。
そこは、人工的に護岸された渓相でしたが、魚の反応はまずまずで、入渓して早速、岩魚をヒットしました。
サイズは満足できるほどではありませんでしたが、元気で綺麗な岩魚でした。
上流へ向かうと極端に川幅が狭まり、先行者があったのか、魚の反応が無くなりました。
午後からは下流へ移動、チビ山女魚の嵐でした。
ここで大事件が発生・・・・
友が腰を抜かすほどビックリしています。
熊でも見たかと思いましたが、なんと40cmオーバーの魚を3匹目撃したとのこと。
釣り上がると、巨大魚が群れていました。岩魚や山女魚ではなさそうですが、魚種は不明。
湖から遡上して来たのは間違いありません。どうも産卵準備のようで・・・・フライにも餌にも反応しません。
オイカワか?ウグイか?今となっては謎です。
磐梯岩魚
渓流の会津バス
●7月20日(日)約束の渓流へ
前回、伐木工事で入渓出来なかった約束の渓流へ行きました。
見るも無惨な状態でしたが、入渓してすぐに良い型の山女魚がフライに・・・・フッキングしませんでした。
ブルドーザーが作り上げた無惨な渓流を釣り上がることに何とも言えない悲しさ虚しさがこみ上げてきました。
でも、魚は元気で本当にすばらしい渓流である、いや、あったことを認識するのでした。
もう、来年はこの渓流はダムの底です。
元気で美しい山女魚や岩魚を釣れば釣るほど虚しくなりました。
若い元気な山女魚
明るく開けた瀬に出た夏山女魚
劣性な岩魚は数が少なかった
夢の渓流の贈り物
ブル跡
必ず尺が釣れるポイントも・・・
怪しい現場監督?
*特別掲載(私の後ろ姿)
釣れなかったショットだと思います。
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