『フライの雑記帳』 2003年5月

■再会の渓  毎シーズン決まってこの時期に福島の友人と必ず再会する渓があります。  彼が餌釣り師だったころからなので、もう何年になるか・・・今年がこの渓の最後となるかもしれません。  ゴールデンウィークの後半の3連休を利用しての釣行です。  今年は、すでに国道の一部が水没しているため、工事用のゲートから時間制限で目的の渓へ向かいます。  ゲートでの申請 工事現場  初日は、工事の傷跡を過ぎたところから魚の反応があり、またライズもあって絶好調でした。(気温26℃、水温15℃)  当たりフライは16#から18#のボディが黒っぽいミッジアダルトです。  元気岩魚が飛び出してきます。非常に綺麗な魚体で引きが強く、この渓の凄さをあらためて実感します。  岩魚      山女魚    大岩脇でライズ 滝      二日目も初夏のような天気。期待が膨らむがハッチも無く、当然ライズも無い。(気温26℃、水温15℃)  昨日、私たちが入渓したので魚たちは警戒しているのでしょうか?  それでも、綺麗な良い型の岩魚が遊んでくれました。しかし、本当に凄い引きの強さです。Daiwaの3番ロッドが弓なりにしなります。  開きを狙う   必ず釣れるポイント  二日目の岩魚  必ず釣れるポイントの岩魚  ■5月22日(木)平日釣行   有給休暇を取得し平日釣行を決行しました。   起床AM5:00、向かったのは通い慣れたホームグランドである県北のH川です。(今年は年券も購入してるし・・・)   AM6:30入渓、気温12℃、水温10℃、天気は悪くないがちょっと肌寒い。   フライへの反応がない、虫の羽化も無い、せっかくの平日なのに、ちょっと今日は厳しいかなと不安になりました。   散発のライズはあるが、全然フライに反応ないまま時間が過ぎていきました。   AM9:30に下流部へ移動し、気を取り直して入渓。   気温15℃、水温12℃、虫も羽化し始め、魚の活性が上がってくるのを期待しながら釣り上がって行きました。   平瀬に続く深みでライズを発見、あわてずゆっくりと深みへの流れ込みへキャストすると元気な山女魚が飛びついてきました。   まずは一尾、いやーホッとしました。綺麗な山女魚に感謝です。   同じ流れ込みの大きめの沈み石脇からもフライを狙って良い型の山女魚が飛び出してきましたが、フライをピックアップする寸前だったため合わせきれず   バラしてしまいました。その後も何カ所かで沈み石脇からの急激な山女魚のアタックがありましたが、ことごとくバラし、釣果は山女魚が三尾でした。   平日は入渓者も無く、のんびりとフライフィッシングのことだけを思いリフレッシュできて最高です。     ホッと山女魚  二尾目の山女魚

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