『フライの雑記帳』 2002年5月

■再会の渓 5月3日(金)〜4日(土)  福島の友人A氏と恒例行事のように毎年再会する渓流へ・・・  二人で最初に入渓して何年経つでしょうか?  ダムが完成すれば水没してしまう渓流です。  こんなに自然と渓魚が豊かな渓流はそうそうないと確信しています。    3日の朝、仙台をAM7:00出発、高速を飛ばして福島のA氏宅へ向かいました。  AM8:00に再会、お茶をごちそうになり、ゆっくり目的の渓流へ向かいました。  入渓はAM10:00ちょっと前でした。山菜採りの人が入っていましたが、減水のためか先行者無し。  さっそくA氏が落ち込み下で山女を釣りましたが、減水で魚が神経質のためか厳しい状況でした。  ゆっくりと新緑を満喫しながら第一堰堤まで釣り上がりました。  堰堤下では散発のライズ、しかし、フライを見切って魚が戻って行きます。  昼食後、堰堤上へ、またもA氏が緩やかな流れの石脇で岩魚を釣り上げました。  私は焦る気持ちを抑えて、釣り上がると、緩やかな深みでライズ発見。  かなりねばっていると吸い込まれるようにフライが消えました。A氏が「当たってる」と声を出しました。  ラインを張ると、気持ちの良い引き、かなり強い。Daiwa3番のロッドが思いっきりしなりました。  ランディングすると立派な雄の尺岩魚でした。
友人A氏、堰堤下のライズを狙う


元気なネイティブ尺岩魚


尺岩魚を釣り上げたポイント
 4日の朝、本格的な渓流釣りの疲れと前夜の酒盛りの影響で起床はAM8:00ごろとゆっくりでした。
 花曇りで活性が上がっていることを期待し入渓しました。
 今日は、昨日とは逆パターンですぐに私に山女がきました。しかし、その後の反応はいまいち。
 魚影は濃いもののフライへの反応が前日より悪く、さらに厳しい日になりました。
 結局、昨日の逆パターンならA氏に尺ものがくるはずですが・・・
 最後の滝壺では私のフライに大物岩魚が乗りましたが、今日Scott4番の堅めのロッドに換えたのが悪かったのか銀鱗を
 見せた後にバレてしまいました。
 
 いつまでこの渓流で釣りが楽しめるのか、ほとんど完成しかけているダムを恨めしく横目に見ながら今回の釣行を終えました。

■5月13日(月)平日の里川釣行
 休暇にホームグランドとしている県北のH川へ釣行しました。天気は曇り、時々霧雨、気温11度、水温9度と肌寒い日でした。
 川へ入ったのがAM10:00とちょっと遅めでした。
 AM10:30ごろからメイフライとトビケラ?の羽化が始まり散発的なライズが始まりました。
 ライズを狙いフライを送り込むと魚がアタックしてきますがフッキングしません。
 気分を換えて、ちょっと下流の瀬を攻めると17cmの山女がヒット、またライズのポイントへ・・・しかし、かなりシビアでヒットしません。
 再度、別の瀬を攻めると今度は21cmの山女がヒット、また散発のライズへ・・・フッキングしましたが、バレてしまいました。
 散発的にライズしている魚は捕食がセレクティブで難しいですね。
 PM2:00ごろには納竿し帰宅しました。ライズを釣る難しさを改めて思い知らされました。
     
 元気な山女 釣り場
 

 トビゲラ? 自作使用フライ(TMC102Y#15)
 

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