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後悔先に立たず

2021.11.18. 

事の真相は 恥ずかしくても、白状せざるをえません! 18日木曜日午後3時ごろまで 6cm IMU feed hone を何とか
ものにしようと 悶々としていましたが うまくいかずに 一旦休止・・ここまでは良かったのですが、 明日まで待てばいいものを
何かしら 急いでARRL-2 のためにシステムをチェックしようと7mのお皿を上げはじめました。

 肝心のELツッパリをボルトにはめたまでは よかったのですが何をボーットしていたのか ナットを締め忘れたまま 巻きあげ
初めてしまったのです。 途中で片方のツッパリが外れて アット思ったとき すでに遅く もう一方も 軽く外れて(その時ちょうど
重量がバランスしていたためだと思います・・・) お皿は南側の谷底へまっさかさまに墜落・・・。 アアー EME もおしまいか・・















22年前 建設当時 森さん(JA6CZD)直伝の 機械バンドを使った パイプクロス工法・・・機械バンド(KAKUDAI)の
強さを改めて見直した。バンドは切れずに19mmφ0.5tのアルミパイプのほうが、締め口でポッキリ折れている。
機械バンドは KAKUDAI 強力機械バンド 豆大 5360 C





いつもの鉄工所へ駆け込み、ユニックで 引き上げてくれ・・と頼んで、すぐ下見に来てくれたが、ユニック車は入らない
・・・これなら手巻きウインチで上げられるから貸してあげる・・とのこと。

借りたは借りたが ウインチなんて使ったこともない・・・翌日金曜日一日中かかって安全対策を打ったのち夕方になって
恐る恐るウインチというものをギッコギッコと漕ぎはじめ5時ごろに ヤット 引き上げ終わり 所定のボルトに締め付けた。
ヤレヤレ・・・。 そのままにして 月食を見ながらホームへ。


巻き上げ準備完了


巻き上げ途中



432 feed 



パーキング位置へ




羊が一匹・・羊が二匹・・と数えても なかなか寝つけず・・・。 今日は早々に起きて基地に出かけてチェック。
2021.11.19.

432のfeedは大破、ちょうど下側になっていたため、反射盤が全壊。1296のfeedは損傷がない模様。リターンロスも
35dB以上あり文句なし。LNAも動いている。午後サン ノイズを測って見た結果で その後を決めることにした。

残念! サンノイズ どころか 宇宙空間雑音さえも見えない。 システムのチェックには欠かせないWSJT v9.7 の
ウオーターフォールには rx nise -3dB前後で 見えるべき ごま塩 が見えない。 rx noise レベルもおかしい!
-30dB?とかで真っ赤になっている・・・。     LNAをリモートテストして いつもは rn/cs 5.5dB 以上あるものが
4dBと少ないが まあまあ 生きている。  

泊り込みを決め込んで、あれこれ局内設備を調べてみるが 20年以上 ノ-タッチ の部分もあり 疲れ果ててて寝込む。
翌朝目が覚めて TS2KのSP1とSP2を 入れ替えてTS2KとPC間をスルーにしてみたところ 何のことは無い OK。
rx noise -3dBで 懐かしい ごま塩がみえるではないか・・!
間に入っていたのが 当地での開局当初からの CWのためのAF DSPで これがダウンしたものと思われる。
神様のお戯れもひどい!。 何もコンナ大変なときに 同時にダウンさせなくてもモウチョット待ってくださっても・・・・・

JMAによると午後は雨、ところによりカミナリと来た。面倒でもFEEDを下げてLNAの防水をすると同時に432feedを撤去。
むこうずねの筋肉がツリはじめた。ヤバイ! 今日はここまで。 明日も雨の予報。 お休みにする。

後悔先に立たず・・・。製作当初、肝心要のナットを締め忘れることなどあるものか・・・という自負も21年の慣れと油断には
勝てず ついにやってしまった。 -30度まで先端をさげてfeedのメンテ・取替えをするときは安全対策として予備のワイヤを
懸けていたのに 後一歩の配慮が足りなかった。 このメンテ用予備ワイヤは 普段は遊んでいる・・・これを水平時(90度)
にそれ以上進まないように固定するだけでことは足りたのに、気がついていなかった。臍を噛む思い・・・。









パーキング状態で南北逆にして 足場の良い状態で 強風の中 大腿骨?根元骨折 2本の接骨が最大の難関でした。
骨が皮(鏡面)にぶら下がっている状態で 3日ほどがんばって何とか 接骨を終わったが 鏡面精度は上がらない・・・。
KAKUDAIに追加で申し込んだ機械バンドが在庫切れで12月10日以降の発送と来た。しばらくは小骨がブラブラです。
2021.11.29.

その間 あまりの強風に耐えかねて 432 feedの修理に切り替え 運よく1日で 何とか使えそうな見掛けになった。
すべのネジを外し分解して 曲がり部分をバイスにはさんで押し延ばした。 折れてはいないが 交差部分を補強した。
反射板は破れてはいなかったが 少し凹凸が目立ったので この後 表から9x2tアルミバーで おさえた。
しばらくは432DXCC newが現れるまでは 揚げるつもりが無い。







11月30日朝 風がおさまり 神様のお助け・・と思いながら feedメンテ モードまで 先端を下げて 頭頂部テグス
支持金物の修理に掛かる。 同じくネジ部分を外して全分解後 バイスで押し伸ばした。昼食抜き。ありえないこと。
2021.11.30.

好天に恵まれ 午後から 23cmサンノイズを受信してみる。 13.5dB  と予想外に良い結果。  前は 14〜15dB。
いつものとおりの JA1AUH型 レベルメーター(28MHzバンド幅 1Mhz以上)に LNA出力を雨切盤から引き込む。
しかし、的外れになっている。 調べると AZエンコーダーの直前の2段緩衝部のエンコーダー側接続部で 2mmφ
のビス2本のうち1本が折損しているのが見つかった。 2段緩衝部の後だからそのような 馬鹿力が加わる筈はない
のだが 神様にも 何かご都合があったのだろう・・・。 明日AZ追尾精度を再確認する。
2021.12.05.


無風。雲ひとつ無い乾燥した青い空。絶好のお天気。 2度あることは3度有るそうですから その2度目が無いように
ナット締め忘れ お目付け役 になった 遊んでいる ワイヤを 10mmφスプリング フックで 回転台座に固定した。
午後 AZエンコーダーのズレを見たところ1度そこそこマイナスでしたが AUHメーターの外付けメーターを屋根に上げ
自動追尾てピークを確認しながら 微調整した。
23cmサンノイズで EL AZ それぞれの半値幅を読んだところ、 ELが2.3度 AZが2.5度 でした。 老人の欲目
だとしても 3度未満でした。 10log(41253/(3*3))=36.6(dBi) から gainは35dBi は硬い! 回線設計当時
と変わらない。  エーツ・・・ ホントカナア・・・。 

いつもメンテのため東向きで先端を-30度に下げるとき 途中で突風が吹いたら・・地震が来たら・・ワイヤが切れたら・・
と 心配で心配で どきどきしていました。  しかし 今回何があっても 復旧できる 自信が できてしまいました・・・。

イヤーツ・・・ヤバイ ヤバイ モウたくさんです。 クワバラクワバラ・・・。
2021.12.06.

AZエンコーダー方位指示バー2mmφビス折損の件、神様のご都合ではなくて 自らの馬鹿力で押し切ったものと
後日気がつきました。 AZエンコーダーは自らの支持柱のため TN+-60度は 指示バーが当たって動かないので
メンテのため南北逆向きに回転させるとき 微調整バーを外しておくことを スッカリ忘れて いたのでした。 残念。

小骨修復用の機械バンドはまだ発送の連絡なし。 無風好天 の機会にチョット 試し射ち・・・。 エコー良好・・・。
5局と23cmで交信できた。 鏡面精度はいまいちあがらないが ひとまずホット胸をなでおろす。  (2021.12.10.)

機械バンド到着。 早速 鏡面にくっついている小骨の接骨に取り掛かる。 2日かかりで何とか見られる形ができる。
16日雨、その翌日は強風の予報。 とりあえず このままARRL-3を楽しみ、春まで生きていればも少し整形したい。
(2021.12.14.)
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午前中、無風の雲ひとつ無い快晴、この機を逃してなるものか!・・・鏡面精度を計りにに掛かった。
まだまだ 骨折した 8番と9番 その両サイドは 目標の(1/10)λ(23mm)から大きく外れている。

 大破 修復後の 鏡面精度 kyoumenn-4.pdf
2021.12.15.


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